ブルベア大賞 2020-2021特別賞 |
4月21日(金)20時からライブ配信
松本英毅さん、東条麻衣子さん、進行:清水昭男さん
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4月10日(金)東条麻衣子さんが電話出演されました
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番組内のプレゼントは締め切りました。
多数のご応募ありがとうございました!
この状況下では、仮に大きな材料が飛び出したとしても、それを市場が消化するまでほとんど時間が掛かりません。
一昔前なら、数日かけて相場に徐々に織り込まれていたような材料でも、今ならば、市場が反応を終えるまでは数時間がよいところでしょう。
仮に、情報を他人よりも早く入手し、先手を打ってポジションを仕掛けたとしても、以前ほどの利益を得られなくなってきているというのが実際のところです。もちろん、他人よりも数分、あるいは数秒早いタイミングでトレードを行うような戦略もありますが、それは、個人投資家のレベルでは難しいことでしょう。
もちろん、インターネットの普及によって、個人投資家でも本当に多くの情報を入手できるようになりました。その点では、機関投資家など、プロの投資家との差もほとんどなくなったと思いますが、その分、情報の賞味期限もどんどん短くなっていますから、何か材料が出てから動いているようでは、間に合わなくなってきているのです。 これからの時代は、材料が出るのを待つのではなく、一歩進んで「この先、どのような材料が出てくるのか」を予測し、先手を打って仕掛けることでしか勝てなくなっていくのではないでしょうか。
ひとつめは米国です。「米国(アメリカ)がくしゃみをすると日本は風邪を引く」という相場格言を、一度くらいは聞いたことがあると思います。日米の政治経済が強い関係にあること、それゆえにアメリカで何かが起こると、日本もその影響を受けることを揶揄する言葉です。ここで注目すべきは「米国が世界経済の中心である」という点です。
2つめは商品市場です。なぜなら、商品市場には、株式市場に先行して動くという特性があるからです。セクターによっては影響力も思った以上に大きくなります。つまり、「商品のファンダメンタルズの分析をすることで株式市場の流れを把握する」という意味では極めて有効なのです。
要するに、日本株に影響を与える「米国の商品情報」を見ておくと、その後で動く日本株を予見できるのです。
もうひとつは、米国で動いている商品に注目して、まずは関連セクターを選び、次に対応する銘柄を選んでいく「ボトムアップ方式」です。例えば、大豆価格が上がったら非鉄セクターに注目する」といったたぐいのやり方です。
米国商品と日本株の融合には、商品だけ、株式だけの投資にはない「新しい可能性」があります。ぜひ、試してみてください。
第1節 ファンダメンタルズは思ったほど難しいものではない
第2節 個人投資家にファンダメンタルズ・トレーディングを勧める理由
第3節 市場はファンダメンタルズそのものには反応しない
第4節 インターネットの発達で情報の賞味期限も短くなった 〜先取りの重要性〜
第5節 テクニカル分析にも弱点はある
第2章 ファンダメンタルズを使って相場に勝つポイント
第1節 相場を追いかけるのではなく、待ち伏せしよう
第2節 将来の動きを、毎回、必ず当てる必要はない
第3節 「タラ、レバ」の予想を常に心がけよう
第4節 どちらに動くのかではなく、どちらに動けば利益を出しやすいのかを考える
第5節 目立たない材料にこそ、チャンスが隠されている
第6節 トレードで後悔しないために必要なこと
第7節 トレードの前に明確なシナリオを必ず用意する
第8節 メンタルをしっかりコントロールする方法 〜テクニカルを重視する〜
第9節 絶対にやってはならない、3つのトレード
第3章 商品市場別のファンダメンタルズ攻略法
第1節 原油市場の攻略法 〜季節性が出やすい相場〜
第2節 金市場の攻略法 〜現物市場の需給バランスの影響を受けないことが基本〜
第3節 コーン・大豆市場の攻略法 〜天候がすべてながらもタイミングは捉えやすい〜
第4節 小麦市場の攻略法 〜コーンと同じ穀物ながら、ファンダメンタルズはまったく別物〜
第5節 天然ガス市場の攻略法 〜季節志向がはっきり出る相場、気温と在庫変動に注意〜
第4章 各市場で注目すべき材料とその分析方法
第1節 原油市場に影響を及ぼす材料
第2節 金(ゴールド)市場に影響を及ぼす材料
第3節 コーン・大豆・小麦市場に影響を及ぼす材料
第4節 天然ガス市場に影響を及ぼす材料
コラム:石油在庫統計の詳細について
重要コラム:私の情報収集法
第5章 実際にトレードをしてみよう
第1節 相場観をはっきりさせなければ、トレードは始まらない
第2節 相場の見通しを立てる前に確認すべき、3つのポイント
第3節 トレードの前には具体的なシナリオを必ず作る
第4節 時間を味方につけよう
第5節 オーダーを入れる前に、もう一度、自らの戦略を確認
第6節 リスク管理は、すべてのトレードの基本
第7節ボラティリティーの変化には、テクニカル指標を活用して対応する
第6章 すべての市場はつながっている
第1節 市場は思いもよらないところで影響を及ぼし合っている
第2節 せっかちに見える市場でも、反応が遅いことは意外に多い
第3節 商品への投資を有効に活用しないと、大きなチャンスを失う
第2章 商品市場を正しく理解することが、株式投資の勝率アップにつながる
第1節 全体の流れに付いていくことが、株式投資の勝率をアップさせる
第2節 覚えておくべき、商品市場の特徴と基礎知識
第3章 日本株投資の基礎知識
第1節 日本の株式市場の特徴
第2節 東証一部銘柄を取引すること
第4章 トップダウン方式の銘柄選択
第1節 ステップ1 WTI原油価格で方向感をつかむ
第2節 ステップ2 毎週発表される原油在庫統計をチェック
第3節 ステップ3-1 注目するセクターを決める 〜基本パターン〜
第4節 ステップ3-2 注目するセクターを決める 〜プラスアルファパターン〜
コラム:目先の動き(在庫統計)に注目しつつも、その背景にある原油のアノマリーは重視する
第5章 ボトムアップ方式の銘柄選択
第1節 ボトムアップ方式とは
第2節 WTI原油価格の動向から注目するセクターを選ぶ
第3節 天然ガス価格の動向から注目するセクターを選ぶ
第4節 大豆価格の動向から注目するセクターを選ぶ
第5節 コーン価格の動向から注目するセクターを選ぶ
第6節 金(ゴールド)価格の動向から注目するセクターを選ぶ
第7節 小麦価格の動向から注目するセクターを選ぶ
コラム:豆知識
第6章 まとめ
第1節 時間軸(仕掛けのタイミング)の取り方
第2節 最後に
巻末付録
情報源リスト 〜商品情報編〜
情報源リスト 〜経済指標編〜
(現代の錬金術師シリーズ158)
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