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マーケットのテクニカル分析ベテラン度:
★★★
ジョン・J・マーフィー,
長尾慎太郎,
田村英基パンローリング A5判 上製本 638頁 2017年11月発売 本体 5,800円 税込 6,380円 国内送料無料です。 この商品は 11月5日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
トレード手法と売買指標の完全総合ガイド読者の声 | オーディオブックCD版 | ダウンロード版 この1冊でテクニカル分析のすべてをマスターできる! 世界的権威が著したテクニカル分析の決定版! テクニカル分析の教科書――『投資苑』を超える圧倒的実例 目で見てよくわかるチャート400以上掲載 石原順さんのコメントテクニカル分析を使って売買する人はもちろん、テクニカル分析を使わない人も最低限知っておきたい内容の本です。この本はかなり読みやすい翻訳になっています。(続きを読む)バカラ村さんのコメント本書はテクニカルの「教科書」ともいうべき本です。 これだけテクニカル分析が詳細に載っている本も少ないのではないでしょうか。 古典的な分析法であるローソク足やトレンドライン、そしてMACDやストキャスティク スなど、さらに出来高やサイクル、あらゆるテクニカル分析について載っています。 (続きを読む)1980年代後半に世に出された『テクニカル・アナリシス・オブ・ザ・フューチャーズ・マーケット(Technical Analysis of the Futures Markets)』は大反響を呼んだ。そして、先物市場のテクニカル分析の考え方とその応用を記した前著は瞬く間に古典となり、今日ではテクニカル分析の「バイブル」とみなされている。 そのベストセラーの古典的名著の内容を全面改定し、増補・更新したのが本書である。本書は各要点を分かりやすくするために400もの生きたチャートを付け、解説をより明快にしている。
著者紹介ジョン・J・マーフィー(John J. Murphy)テクニカル分析に30年以上従事。元メリルリンチテクニカル分析部門責任者。オンラインの投資家向け分析サービス提供会社マーフィーモリスの創立者兼社長。米CNBCテレビのテクニカルアナリストを7年間務める。本書のほかに、『マーケットのテクニカル分析 練習帳』、『市場間分析入門』(パンローリング)、『ビジュアル・インベスター』『トレーディング・ウィズ・インターマーケット・アナリシス』『チャーティング・メイド・イージー』『プリング・トゥゲザー』などがある。 目次
監修者まえがき
著者について 寄稿者について はじめに 謝辞 第1章 テクニカル分析の哲学 第2章 ダウ理論 第3章 チャートの仕組み 第4章 トレンドの基本概念 第5章 主要な反転パターン 第6章 継続パターン 第7章 出来高と取組高 第8章 長期チャート 第9章 移動平均 第10章 オシレーターとコントラリーオピニオン 第11章 ポイント・アンド・フィギュア
第12章 ローソク足 グレッグ・L・モリス
はじめに ローソク足の作り方 基本のローソク足 ローソク足パターンの分析 ローソク足パターンにフィルターをかける 結論 第13章 エリオット波動理論 第14章 サイクル 第15章 コンピューターとトレードシステム 第16章 マネーマネジメントとトレード戦術 第17章 株式と先物の関連性―市場間分析 第18章 株式市場の指標 第19章 要点整理―チェックリスト 付録A 上級テクニカル指標 トーマス・E・アスプレイ 付録B マーケットプロファイル デニス・C・ハイネス 付録C トレードシステム構築の要点 フレッド・G・シュッツマン 付録D つなぎ足 グレッグ・モリス 用語集 ■はじめに1986年に本書のオリジナル版にあたる『テクニカル・アナリシス・オブ・ザ・フューチャーズ・マーケット(Technical Analysis of the Futures Markets)』を出版したとき、業界でここまでの反響を呼ぶとは夢にも思わなかった。同書はテクニカル分析にかかわる多くの人々に「バイブル」と呼んでいただいた。米市場テクニカルアナリスト協会では、公認テクニカルアナリスト試験での重要参考書となっている。また、FRB(米連邦準備制度理事会)には、テクニカル手法の価値を調査した報告書で引用された。さらには、8カ国で翻訳されている。また私は、同書がロングセラーになると想像していなかった。出版されてから10年以上がたつ。しかし、初版から数年目と同じようなペースで部数が今も売れ続けているのだ。とはいえ、この10年でテクニカル分析の分野にも明らかに多くの手法が追加された。私自身が追加した手法もある。1991年に著した第二作の『市場間分析入門』(パンローリング)で紹介した手法は、現在広く活用されており、テクニカル分析の新たな研究分野を切り開く一助になったのではないかと思う。日本のローソク足のような古典的技法やマーケットプロファイルのような新しい手法も、テクニカル分析の分野に入ってきた。今回、新版を著すにあたって、テクニカル分析の全体像を改めて提示し直すものにしなければならないのは明らかだった。私の仕事も変化してきたのだ。 オリジナル版を著した10年前には、私の関心は主に先物市場にあった。だが、近年は株式市場を扱う仕事が増えている。もっとも、30年前に私が業界に足を踏み入れたときは「株式アナリスト」としてであったので、完全に元の位置に舞い戻ったことになる。これは7年間、米CNBCテレビでテクニカル分析を担当したことが間接的に影響している。この番組は主に一般の個人投資家を対象としていた。それが第3作目となる『ザ・ビジュアル・インベスター』にもつながっている。同書の目的は、業種分析や1990年代に非常に人気があった投資信託分析に、テクニカル分析を適用することにあった。 10年前に紹介したテクニカル指標は、主に先物市場で使われていたものである。だが、多くは株式市場でも利用されるようになってきた。そう、今こそ、その手法を株式市場で示すときが来たのだ。率直に言うと、いろいろな領域や分野にも進化があるように、書き手も進化していくものである。また、10年前は重要と思われたものも、今日ではさほど重要でないことがある。私の仕事が進化して、テクニカル分析の原理をすべての金融市場に応用できたというのなら、初期の著作にもその進化を反映させるべきであるというのが正しいことのように思える。本書は、オリジナル版の構造をできるだけ維持することにした。したがって、ほとんどの章立てはオリジナル版と同じである。しかし、内容を改訂し、図表も更新した。テクニカル分析の原理は普遍的であるため、対象をすべての金融市場に広げるのは難しくない。とはいえ、もともとオリジナル版は先物市場に焦点を向けたものなので、本書では株式市場に関する内容を多く加筆している。 また、新たに3つの章を加えた。まず、オリジナル版のポイント・アンド・フィギュアに関する2章(第11章と第12章)を1つにまとめ、新しくローソク足についての章(第12章)を追加した。そして、新たな2章を本書の後ろに追加した。第17章は私が開発した市場間分析の序論である。第18章では株式市場の指標を取り上げた。さらに、付録を一新した。付録Bでマーケットプロファイルを紹介している。より上級のテクニカル指標とテクニカル売買システムの構築法について解説も加えた。用語集も追加した。 本書の執筆には、いくぶん不安をもって臨んだ。「古典」とみなされているオリジナル版を改訂することが良い考えであるかどうか自信が持てなかったからだ。しかし、本書がより良いものになるよう最善を尽くしたつもりである。より熟練し成熟した書き手・アナリストの視点から本書に取り組んだ。また、本書を通して私が常に心に抱いている「テクニカル分析の原理とそれを実践する多くの才能豊かなアナリストたちへの敬意」を示そうと努めた。この分野への彼らの献身な取り組みと成功こそが、私にとって常に癒しとなり、発想のもととなったからだ。本書がテクニカル分析の原理とテクニカルアナリストの真価を認めるものになることを望んでやまない。 ジョン・マーフィー ■監修者まえがき本書は代表的なテクニカルアナリストであるジョン・J・マーフィーが著した“Technical Analysis of the Financial Markets : A Comprehensive Guide to Trading Methods and Applications”の邦訳である。これは30年以上前に出版された『テクニカル・アナリシス・オブ・ザ・フューチャーズ・マーケット(Technical Analysis of the Futures Markets)』に、株式市場の分析を加えて大幅に加筆したもので、古典的なテクニカル分析の集大成と言ってよい。本書にあるとおり、テクニカル分析の起源は江戸時代の堂島米会所の米相場とされている。当時、本間宗久に代表される米商人たちは、そのときどきの市況を理解するために、酒田五法と呼ばれるローソク足のパターン認識を用いていた。一方、米国ではチャールズ・ダウが19世紀末に独自の分析手法を編み出し、その後、さまざまな手法が発展した。こうした東西のテクニカル分析は20世紀後半に統合され、その結果は本書にも反映されている。(全文を読む)(ウィザードブックシリーズ257) そのほかのお薦め
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