MBA的仕事人 (仕事筋シリーズ3)
斎藤広達
パンローリング
文庫判 256頁 2008年3月発売
本体 700円 税込 770円
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「仕事のプロ」は、常に最高の結果を求められる
インパクト(実績)を残す職人“技”とは!
企業の業績は安定せず、個人の将来に見通しがつかない時代。今こそ、人生そのものをマネジメントすることが重要だ。自分という「商品」に付加価値をつけ、最高のリターンを手にするためには、どのように自身をマネジメントすればよいのか。
本書では、バリバリと仕事をこなす「プロフェッショナルな仕事師」になるための思考術だけでなく、キャリアマネジメントや結婚などプライベートで、MBA的な発想をどう活用したら良いかについても解説する。MBAの根底にある「マネジメント」手法を身につけ、日々の業務はもちろん、転職などのキャリアプラン、プライベートの充実など、自分自身で人生をしっかりとマネジメントしてほしい。
著者コメント
MBAを取ろうと決意したのは、新卒入社半年後の研修を終えた時のこと。その時点ではMBAの何たるかをしっかり理解していたわけではなく、ただMBA取得者の先輩たちに対する憧れの思いからでした。
バリバリと仕事をこなし外国人の上司とも堂々と議論を交わしている。その颯爽とした姿に比べ自分は……。そのギャップを痛感したときに『ビジネスマンになったからには、もっと凄い仕事をしたい』という強烈な“渇き”に支配されたのです。
MBAの授業は、基本的なビジネスの知識をみっちりと詰め込まれます。そこには常に「マネジメント」という概念が存在します。現状を客観的に分析し、最高の結果をだす打ち手を考え抜き、それらを実践する。仕事や企業経営をマネジメントするとは、そういうことです。これは、すべてのビジネスパーソンにとって必ず、どんなシーンでも有効になる手法になるばかりか、自分自身の人生マネジメントにも十分に活用できます。
しかし、筆者はMBAの取得を勧めているのではありません。「もっと凄い仕事がしたい!」「最高のキャリアアップを手に入れたい!」「いまの自分から脱却したい!」など、むかしの自分と同じように、強烈な“渇を”を感じている方に潤いを得る術をこっそり伝授したい。そして、その先に新たな“渇き”を見出してほしい。読者の皆さんがMBA手法をとおして、さらなる成長を手に入れる契機にしていただければ嬉しく思います。
本書は、日経BP社より刊行された『MBA仕事術』を、文庫収録にあたり加筆・再編集および改題したものです。
著者
斎藤 広達(さいとう・こうたつ)
1968年東京生まれ。慶應義塾大学を卒業後、エッソ石油(現エクソンモービルマーケティング)に入社し、主にマーケティング関連の業務に従事。シカゴ大学経営大学院修士(MBA)取得後、ボストン・コンサルティング・グループ、シティバンク、ローランドヘルガーを経て、現在はゴマ・ホールディングス、取締役社長。
著書に『ビジネス力養成講座』(飛鳥新社)、『MBA的課長術』(幻冬舎)、『パクる技術』『失敗はなかったことにできる』(ゴマブックス)、『MBA的「無駄な仕事」をしない技術』(青春出版社)などがある。
(PanRolling Library 仕事筋シリーズNo.3)
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