MBA的発想人 (仕事筋シリーズ2)
斎藤広達
パンローリング
文庫判 約256頁 2008年2月発売
本体 700円 税込 770円
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破綻寸前の日本経済
半年後、あなたは生き残っているか?
米国・欧州MBA、ボストンコンサルティングで叩き込まれる
これが世界基準「脳みその使い方」だ!!
MBAホルダーの本当の強さ。それは留学によって身につけた英語力でも、最新かつ詳細な経営知識でもない。彼らの強み、それはひたすら“考える”ことで磨き上げられた「MBA的発想力」である。しかし、すべてのビジネスパーソンにMBAの資格が必要なわけではない。多くの人にとって必要なのは、柔軟かつ論理的な“考える力”である。
本書では昼食の選び方や新聞の読み方、読書法などの身近な事柄を題材に上げ、読めばすぐに取り組める“頭のトレーニング法”を満載している。経営方針や担当職務が変わろうとも揺らぐことのない、あなた自身のビジネス力を育てる術を体得してほしい。
スキマ時間で鍛えるビジネス思考実践マニュアル
仕事“筋”シリーズ 『MBA思考力養成シリーズ1』
――著者コメント――
MBAとは Master of Business Administration(経営学修士課程)の呼称です。
米国や欧州でのプログラムを指すことが一般的ですが、最近は日本国内でも修得できる大学が増えつつあります。授業はケーススタディが中心。実践的な経営学を2年間にわたって、みっちり勉強することで経営のプロフェッショナルを育てることが目的とされています。
今では、企業派遣制度や留学資金融資などで取得のチャンスは増えてはいますが、何もMBAホルダーになることが重要なのではありません。大切なのはMBA的発想力を身につけて、問題の本質を見抜く力を養い、効率的に答えを導き出す。そして、それを実践することで結果に結びつけていくことです。
MBA的発想力とは、瞬時に頭のスイッチを入れ、集中して何をすべきか考え抜くこと。これからの時代をサバイブするために必要な「脳みそ」を手に入れて、最短な時間で最大の効果を出す。日々の業務に追われ、削られがちなプライベートを充実させるためにもぜひ活用してください。
本書は、アミューズブックスより刊行された『MBA的発想人』を、文庫収録にあたり加筆、再編集したものです。
著者
斎藤 広達 (さいとう・こうたつ)
1968年東京生まれ。慶應義塾大学を卒業後、エッソ石油(現エクソンモービルマーケティング)に入社し、主にマーケティング関連の業務に従事。シカゴ大学経営大学院修士(MBA)取得後、ボストン・コンサルティング・グループ、シティバンク、ローランドヘルガーを経て、現在はゴマ・ホールディングス、取締役社長。
著書に『ビジネス力養成講座』(飛鳥新社)『MBA仕事術』(日経BP社)『MBA的課長術』(幻冬舎)、『パクる技術』『失敗はなかったことにできる』(ゴマブックス)、『MBA的「無駄な仕事」をしない技術』(青春出版社)などがある。
(PanRolling Library 11)
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