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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/06/30 18:05,
提供元: フィスコ
30日の香港市場概況: ハンセン0.9%安で3日続落、中国の不動産・銀行に売り
*18:05JST 30日の香港市場概況: ハンセン0.9%安で3日続落、中国の不動産・銀行に売り
下記の通り修正します。
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(正)
週明け30日の香港市場は、主要85銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比211.87ポイント(0.87%)安の24072.28ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が84.17ポイント(0.96%)安の8678.30ポイントと3日続落した。売買代金は2422億3350万香港ドルに縮小している(27日は2751億1450万香港ドル)。
中国景況感の低迷が重し。寄り付き直後に公表された国家統計局による6月の中国景況感指数に関しては、製造業PMIが49.7と市場予想(49.6)をやや上回ったが、景況判断の境目50は3カ月連続で下回った。様子見ムードも漂う。香港市場はあす7月1日、香港特別行政区設立記念日の祝日で休場となる。買い手控え要因として意識された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国当局は経済成長目標達成のため、景気対策を強めるとの見方が根強いほか、米株の高値更新も支えとなった。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、新興EV(電気自動車)メーカーの理想汽車(2015/HK)が3.3%安、飲食ポータルサイトの美団(3690/HK)が3.2%安、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が2.8%安と下げが目立った。理想汽車については、4〜6月期の納車見通し下方修正が売り材料視されている。
セクター別では、中国の不動産が安い。龍湖集団のほか、遠洋集団HD(3377/HK)が4.3%、合景泰富集団HD(1813/HK)が3.2%、中国海外宏洋集団(81/HK)が2.2%、旭輝(884/HK)が2.0%ずつ下落した。
中国の銀行セクターもさえない。中国銀行(3988/HK)が2.4%安、交通銀行(3328/HK)が1.9%安、中国農業銀行(1288/HK)が1.7%安、中国工商銀行(1398/HK)が1.6%安で引けた。
半面、太陽光発電の関連銘柄は高い。福莱特玻璃集団(6865/HK)が7.6%、協キン科技HD(3800/HK)が7.5%、陽光能源HD(757/HK)が6.1%、信義光能HD(968/HK)が4.2%ずつ上昇した。
本土市場は3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.59%高の3444.43ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。軍需産業、消費関連、自動車、医薬、不動産なども買われた。半面、金融の一角は安い。空運、エネルギー、産金も売られた。
亜州リサーチ(株)
《CS》
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