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日経225Weeklyオプション取引入門
中丸友一郎
パンローリング
A5判 234頁 2016年10月発売
本体 1,800円 税込 1,980円
国内送料無料です。
この商品は
11月11日に
発送できる予定です。
(発送可能時期について)
元世界銀行エコノミスト 中丸さんに
「日経225オプションの買いの魅力と威力」を聞いてみた
中丸友一郎さん、叶内文子さん
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読者の声 | 目次
少額投資で最大限のリターンを狙うための考え方と戦略
夜明けを迎えたばかりのWeeklyオプション取引には魅力がたくさん
あなたは今、世界の中で、最強かつ最新の株式投資法をご存知でしょうか。
何を隠そう、それが、2015年5月に大阪取引所(現JPX)で誕生した日経225Weeklyオプション(以降「Weeklyオプション」と表記)なのです。
Weeklyオプションとは、満期日である毎週金曜日の寄り付きで決まる日経平均株価(=日経225)、すなわちSQ 値(特別清算値)を、あらかじめ定められた、125円刻みの権利行使価格 で売る権利(プット)、または買う権利(コール)を指します。
Weeklyオプションの基本は従来のマンスリーオプションとほとんど変わりません。大きく違うのは以下の3点です。
- 週1回(月に4〜5回)、満期日が来る
- 安く買える(時間価値がほとんどないので、オプション・プレミアムが安い)
- 本質的価値(最終価値)を狙ったわかりやすい取引ができる(満期日にイン・ザ・マネーになるような権利行使価格を選ぶことで勝利につながりやすくなる)
Weeklyオプションの最大の魅力はオプション・プレミアムが安いことです。海外旅行期間の短い損害保険が安く買えるのと同じです。Weeklyオプションの満期は最長で1週間しかなく、しかも買いの損失は、最大でも「支払ったプレミアム(価格)」に限定されます。
さらには、日経225の1000倍の取引なので、日経225の時価が1万6000円ならば、数千円〜数万円の投資で1600万円を超えるインデックス投資が可能なことも大きな魅力のひとつです。
このように、Weeklyオプションでは、本質的価値の急騰を狙って、損失限定の少額投資で数十倍から100倍を超える大きなリターンを実現することも決して夢ではありません。これらの利点に着目して、本書では「プットを買う&コールを買う」という戦略に絞って紹介していきます。
Weeklyオプションの買いの最終的な儲け方は極めてシンプルです。プットの場合は、満期時に、SQ値が権利行使価格を下回れば、その差額分が儲けになります。コールの場合は、満期時に、SQ値が権利行使価格を上回れば、その差額分が儲けになります。
また、満期前であっても、本質的価値が生まれる可能性が高まり、買ったオプションのプレミアムが跳ね上がれば、金曜日(満期日)を待たずに、市場で転売して利益を確定することも可能です。
Weeklyオプションという新しい世界を、ぜひとも堪能していただきと思います。
【Weeklyオプショの特長】
- 損失限定&激安のコスト
- 理論上、利益は無限大
- 本質的価値を狙った満期日直前のやり方と、本質的価値を意識しつつ、プレミアムの増大を狙うやり方がある
目次
はじめに
第1章 日経225Weeklyオプション取引へのご招待
第1節 日経225Weeklyオプション取引とは
第2節 日経225Weeklyオプション取引は実はとても簡単
第3節 日経225Weeklyオプション買いの魅力
第4節 日経225Weeklyオプション買いの威力
第5節 日経225Weeklyオプション買いの醍醐味
第6節 日経225Weeklyオプションの生まれた背景と将来予測
コラム:大投手ならぬ大阪取引所のストライク・アウト!
第2章 Weeklyオプション取引で利益が出る流れ
第1節 儲けを出すやり方は2種類
第2節 満期時に利益が出る流れとは
第3節 満期日前に利益が出る流れとは
第4節 Weeklyオプション取引の勝利の方程式とは
第5節 まとめ
第3章 投資家心理を反映するボラティリティについて
第1節 変動幅の大きい日本市場
〜マンスリーオプションのSQ値からみるボラティリティ〜
第2節 WeeklyオプションのSQ値から見るボラティリティ
第3節 株式市場を大きく動かすもの
〜経済データとオプション・先物市場〜
第4節 インプライド・ボラティリティは市場不安心理のバロメーター
第5節 日経225の時価で変わる変動幅
コラム:原稿執筆段階での世界の動向分析
第4章 安く買って高く売るために知っておくべき、オプション・プレミアムの決まり方
第1節 満期日前のWeeklyオプションのプレミアムは需給で決まる
第2節 本質的価値以外のプレミアムは時間価値しかない
第3節 プレミアムの計算方法 その1 〜2項分布〜
第4節 プレミアムの計算方法 その2 〜ブラック・ショールズの公式〜
コラム:ブラック・ショールズの公式はエクセルで計算できる
第5章 数千円から始めるWeeklyオプション買いの基本投資戦略
第1節 基本戦略:IVが20%のときに買う
第2節 木曜日のプット買い
第3節 木曜日のコール買い
第4節 月曜日から水曜日までのイベント・ドリブン型のプット買いで
超短期取引戦略を狙う
第5節 月曜日から水曜日までのイベント・ドリブン型のコール買いで
超短期取引戦略を狙う
第6節 ストラドルの買いの戦略 〜市場の大変動に賭ける〜
第7節 ストラングルの買いの戦略 〜ストラドルを激安価格で買う〜
第6章 Weeklyオプション買い 実践編
第1節 アクションプラン 〜Weeklyオプションの実際〜
第2節 実例紹介 〜チャイナショック〜
第7章 Weeklyオプション取引をするうえで押さえておいたほうがよい基礎知識
第1節 オプション市場の一日
〜シカゴ、シンガポール、大阪、東京市場との関係〜
第2節 24時間眠らないシカゴ・グロベックスという妖怪
第3節 マンスリーやメジャーSQが近づくと
日本株に大波乱が起こりやすくなる
第4節 ヘッジファンドの動きには気をつけろ その1
〜株式市場はレバレッジを駆使するヘッジファンドにキリキリ舞い〜
第5節 ヘッジファンドの動きには気をつけろ その2
〜株式市場は伝染する(犯人はデリバティブの追証)〜
特別付録 今、人気の日経225miniはWeeklyオプションのお友達
はじめに
第1節 日経225miniは日経平均株価の100倍の先物取引
第2節 高レバレッジと流動性がminiの最大の魅力
第3節 日経225miniの取引手法 〜スペキュレーション(投機)〜
第4節 ブルとベア
第5節 ランダム・ウォーク(酔っ払いの千鳥足)に勝利するには
読者のご意見
オプション取引は、米国等では先物より使いやすい商品として広く一般的に取引されているが、この本は「オプション取引の使いやすさ、個人投資家に対する優位性」を踏まえて投資家が何をすべきかが分かりやすく書かれている。
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