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小次郎講師 小次郎講師流 目標利益を安定的に狙い澄まして獲る 真・トレーダーズバイブル

小次郎講師流 目標利益を安定的に狙い澄まして獲る 真・トレーダーズバイブル

小次郎講師
パンローリング
A5判 424頁 2016年3月発売
本体 2,800円  税込 3,080円  国内送料無料です。
この商品は 11月5日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
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Vトレーダーになるためのルール作り


読者の声正誤表
勝率90%の手法でも、勝てないことは間々ある。
エントリー手法は、資金管理とリスク管理とセットになって、
はじめてその効果を発揮する。
ブルベア大賞2016-2017大賞
ブルベア大賞
2016大賞
2018特別賞
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トレードルール検証テンプレート(以下Excelシート)

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トレードルール作成テンプレート

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ユニット&リスク計算テンプレート

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ATR計算テンプレート

■「エントリー手法が一番大事」の勘違い

今、目の前に、勝率90%の手法を提示されたとします。そのとき、皆さんはどう思うでしょうか? 「あぁ、これでバラ色のトレード生活を送ることができそうだ」と思う人もいるでしょう。「そんな“うまい話”があるわけない」と思う人もいることでしょう。 どちらが正解かは、そのときのトレード環境ややり方にもよるので一概には言えませんが、トレードの入口としては「後者」の考えのほうが合っています。

ここでの問題は、負ける確率が10%もあることです。「10%しか」ではありません。「10%も」あるのです。「10%の実現」は、頭で考えているよりも、頻繁に起こります。もし、勝率が90%もあることだけに注目し、大きな賭けをして“10%”のほうを引いてしまったらどうでしょう。エントリー手法だけがどんなに優秀でも、それでは利益を残すことはできません。

本書では、伝説のトレーダー集団「タートルズ」のトレードのやり方から、適切なポジション量を導き出す資金管理のやり方と、適切なロスカットをはじき出すリスク管理のやり方を紹介しています。先にも紹介したように、どんなに優れたエントリー手法があったとしても、資金管理(適切なポジション量)とリスク管理(どこまでリスクを許容すべきか)が構築されていないと、その効果を十二分に発揮できないからです。

逆に言うと、資金管理とリスク管理をしっかり形作ったうえで、優れたエントリー手法を行えば、利益は積み重なっていきます。資金管理とリスク管理とエントリー手法は、それぞれ別で考えるのではなく、この3つをワンセットとして考えるべきなのです。 先ほど「どちらが正解かは、そのときのトレード環境ややり方にもよるので一概には言えません」とお話ししました。資金管理とリスク管理を取り入れたうえでの勝率90%なら、鬼に金棒でしょう。しかし、資金管理とリスク管理がない勝率90%では、イチかバチかのギャンブルの領域を出ないと考えられます。

「破産しないこと」を前提に、安定的に、目標利益を狙い澄まして獲れるトレーダーのことを、本書ではVトレーダーと呼んでいます。Vトレーダーになるために、何をすべきか(どういうトレードルールを作るべきか)。その答えを本書の中で明かしています。

■移動平均線大循環分析と大循環MACD

タートルズの資金管理とリスク管理については、現在でも、それを超えるものがありません。したがって、そのまま活用すればよいのですが、エントリールールだけは違います。“入口”については、タートルズのエントリールールを超えるものが多々あります。 そこで、エントリールールに関しては、小次郎講師が使っているものを紹介しています。具体的には、以下の2つです。

◎移動平均線大循環分析
◎大循環MACD

移動平均線大循環分析は、「3つの移動平均線の並びと傾きと間隔から、エッジのある局面を浮き彫りにし、そのときにだけエントリーする」というルールです。6つのステージに分類し、明らかに有利な局面のとき(買いならステージ1、売りならステージ4。本書の中で解説)にだけ参加します。

移動平均線大循環分析は、大きなトレンドを狙うものですので、初心者トレーダー向けのやり方です。

大循環MACDは、中級者以上の人が興味を持つやり方です。移動平均線大循環分析は、それ自体、大きなトレンドを狙うものですので、小さなトレンドのときには取りこぼす可能性があります。

そこで登場したのが大循環MACDなのです。3つのMACDを見ることで、ダマシを極限に回避しつつ、大きなトレンドはもちろん、小さなトレンドも狙っていけます。仕掛けのタイミングが移動平均線大循環分析よりも早くなるところに特徴があります。書籍としては、本邦初公開の手法です。


本書の目的は、トップトレーダーの良いところを真似して、それを自身のトレードルールに適用させようというものです。具体的には、先述したように、タートルズのトレードルールから資金管理とリスク管理を採用し、エントリーに関しては、小次郎講師流のルールを取り入れました。両者の長所を融合したトレード手法の紹介になっています。


著者紹介/小次郎講師(手塚宏二)

チャート研究家、トレード手法研究家、トレードコーチ。
タートルズのトレード手法を現代流に改良したトレードルール作成のノウハウを公開して勝てる投資家を輩出する。 チャート分析の講座では、各種テクニカル分析を一般投資家がその指標を使って利益を上げられるところまで詳しく使い方を解説してくれるということで人気を博す。集大成として「移動平均線大循環分析」「大循環MACD」を独自開発。 「日本に正しい投資教育を根付かせる」ことをライフワークとし、現在門下生2千人を超える大人気講師。現在私塾「実践トレードラボ」を運営中。
みんなの株式コラムアワード2013年、2014年連続大賞受賞!
著書「真・トレーダーズバイブル」は現代の名著と呼ばれ、読者投票で選ばれるブルベア大賞では、2015年準大賞、2016年大賞、2017年特別賞を受賞するという快挙を達成。 新著「相場の教科書 移動平均線 究極の読み方・使い方」はアマゾンで現在1位という人気ぶり。

ホームページ http://kojirokousi.com/



カスタムチャートは2022年12月末をもちまして提供を終了いたしました。


目次

序章

第1部 Myトレードルールを作る

第1章 トレードエッジのあるトレードをしているか

第1節 エッジのないトレードをしていないか
第2節 相場は確率のビジネスである
1)予想はよそう
2)確率のビジネスとしてのトレード
第3節 トレードには勝利の方程式がある
1)まずは大数の法則を理解する
2)トレードで勝つためのステップ
3)トレードエッジを導き出す計算式
4)トレードエッジがプラスなら勝利の方程式が成立する
5)期待値を考える
第4節 リスクリワード比率を考える
1)勝つための数字、リスクリワード比率を知る
2)RR比率を知らないために起こること
3)RR比率を意識しよう
4)RR比率と勝率の関係
第5節 トレードエッジがプラスでも負けることがある
1)勝率100%の手法はない
2)無謀な賭け金で勝負しないこと
3)トレードエッジを有効にする2つの考え方
第6節 目指せ、Vトレーダー
1)勝つとは何か
2)Vトレーダーとは

第2章 資金管理について

第1節 破産しないことが大前提
1)破産の確率とは
2)トレードにおける破産とは
3)破産の確率の計算
◆計算ツールのあるサイト
コラム:破産の確率 演習
第2節 資金管理について再確認する
第3節 タートルズ流資金管理を学ぶ
1)どのマーケットにも共通の資金管理のシステムがある
2)タートルズの極意は資金管理にある
3)資金管理の手順
第4節 ユニットという考え方
1)タートルズは1回のトレードで取るべきリスク額を決めていた
2)ユニットという考え方
3)ユニットは「自己資金量」と「ATR」がわかれば導き出せる
4)タートルズの資金管理
5)ユニット計算を徹底的に行う
6)1ユニットの1日のリスク管理
コラム 投資用資金200万円の投資家の1ユニットを計算しましょう
確認テスト
第5節 リスク分散(銘柄分散)について
1)タートルズのリスク分散の考え方
2)適正な最大取引量とは
3)銘柄分散ルール
確認テスト
重要コラム:ATRについて 〜詳細〜

第3章 リスク管理について

第1節 リスク管理について
1)リスク管理とは
2)適正リスクとは
確認テスト
第2節 ロスカットラインの決め方
1)基本的なロスカットラインの設定法
2)トレンドとノイズの関係を考える
3)タートルズのロスカットラインとは
確認テスト

第4章 エッジを探す

第1節 買い有利・売り有利の場面はある
1)買い方有利・売り方有利の局面を探す
2)エッジを見つけるときの留意点
第2節 主なトレードエッジについて
1)移動平均線のエッジ
2)新高値・新安値更新のエッジ
3)抵抗線・支持線のエッジ
4)ロスカットラインのエッジ
豆知識:テクニカル指標とエッジの関係
第3節 私が注目するエッジは「移動平均線大循環」
1)移動平均線を3本表示する「移動平均線大循環」
2)パーフェクトオーダーについて
コラム:認知の歪みについて

第5章 エントリールールの検討

第1節 タートルズのエントリールール
1)エントリールール1
2)エントリールール1の検証
3)エントリールール2について
4)タートルズのエントリールールの欠点
第2節 大循環分析を使ったエントリールール
コラム:タートルズも真似をしていた

第6章 仕切りのルール

第1節 利益確定の考え方
1)利益確定の方法
2)利益確定は価格で決めてはいけない
3)「頭」と「尻尾」は必要経費
4)大きなトレンドを獲る
第2節 ロスカットラインの設定について
1)ロスカットラインの正しい設定法
2)ロスカットラインの適切な幅とは
3)ロスカットラインは必要経費
4)1回のトレードで取るリスク
豆知識:テクニカル指標とエッジの関係
第3節 トレイリングストップについて
1)トレイリングストップとは
2)トレイリングストップの問題点と改善法
コラム:タートルズの決済ルール

第7章 増し玉(追加)のルール

第1節 タートルズ流の増し玉のルールとは
1)タートルズのポジションの増やし方
2)増し玉とトレイリングストップの関係
第2節 もうひとつのタートルズの増し玉ルール
1)1N追加のルール
2)タートルズの追加のルール 応用編
第3節 ナンピンについて
1)ナンピンと呼ばれる増し玉
2)「安く買って高く売る」という疑問
3)相場は上がれば下がる、下がれば上がる!?
4)タートルズの増し玉とナンピン
第4節 両建てについて
1)両建ての種類
2)保険としての両建て
3)保険の両建ての光と影
4)利乗せの両建て
5)ツナギ売り戦法の妙

第8章 トレードするうえで覚えておきたいこと

第1節 銘柄選びについて
1)タートルズ流銘柄選び
2)小次郎講師流、取引銘柄の条件
第2節 ファンダメンタルズ分析について
1)ファンダメンタルズ分析の長所と問題点
2)ファンダメンタルズ分析をどう使うか
第3節 価格とテクニカル分析について
1)価格は何によって動くか
2)テクニカル分析の長所と問題点

第9章 Vトレーダーになるために必要なこと

第1節 Vトレーダーまでのステップ
1)まずは負けないトレーダーになる
2)次に目指すべきは勝てるトレーダー
3)最終目標は安定的に勝てるトレーダー
第2節 投資用資金を明確にする
第3節 目標利益を設定する
第4節 狙い澄まして儲けるための勝利の方程式の作り方
1)「期待値」と「年間取引回数」
2)モデルパターンを考える
3)自分のトレードをモデルパターンに合わせていく

第10章 Vトレーダーになるために実際にすべきこと

第1節 記録をつけること
1)エントリー記録の項目
2)手仕舞い記録の項目
第2節 トレードルールを作るためのワークシート
1)基本ルールの作成
2)その他のルール
第3節 検証の仕方について
1)検証の注意ポイント
2)検証に必要なデータ
3)分析項目
第4節 「投資をする理由」を考える
1)なぜ投資をするのか?
2)投資を通じて幸せになるとは?
3)投資を通じて豊かになるとは?
4)いくらのお金が必要なのか?

第2部 移動平均線大循環分析と大循環MACD

第11章 移動平均線大循環分析

第1節 エントリールールを考える
第2節 移動平均線の基礎について
1)小次郎講師流テクニカル分析マスターの5箇条!
2)移動平均線について
3)移動平均線は何のためにあるのか
第3節 移動平均線大循環分析とは
1)3本の移動平均線の並び順・傾き・間隔に注目する
2)相場は3つの局面に分かれる
第4節 並びから現在のステージを読む
1)3本の移動平均線の並び順は全部で6通り
2)ステージ移行が起こる理由
3)3割の確率で逆行する
4)移動平均線の並びを見れば現在のステージがわかる
第5節 傾きからトレンドの強さを読む
1)トレンドの強さがわかる
2)クロスされる側の線でステージが移行するかどうかがわかる
第6節 間隔からトレンドの継続性を読む
第7節 ステージごとの基本戦略
第8節 「帯」で大局を読む
1)「帯」とは
2)チャート読解力の向上
3)帯が教えてくれること
第9節 大循環分析から読み解く仕掛けと手仕舞い
1)大循環分析から読み解く仕掛け場
2)大循環分析から読み解く手仕舞い
第10節 移動平均線大循環分析の注意点
1)値動きの小さな銘柄には不向き
2)急騰急落相場には要注意
第11節 移動平均線大循環分析からわかること
1)押し目買いや戻り売りのポイントがわかる
2)もみ合い放れがわかる
3)獲りやすい相場、獲りにくい相場がわかる
4)トレンド相場、もみ合い相場がわかる
第12節 移動平均線大循環分析を極める
1)ステージの変化は3つのGCとDCでできている!
2)移動平均線の欠点を、どう克服したか?
3)もみ合い相場のシグナルを大幅減少
第13節 短いトレンドも獲りこぼさずに獲りにいくやり方
1)早仕掛け・試し玉とは
2)早仕掛けのタイミング 〜買い〜
3)試し玉のタイミング 〜買い〜
4)仕掛けポイント早見表

第12章 大循環MACD

第1節 MACDについて
1)なぜMACDが必要なのか?
2)MACDのチャートを見てみる
3)MACDの正式名称
4)MACDの計算式
5)EMA(指数平滑移動平均線)の特徴
6)2本のEMAのサイン
第2節 MACDを構成する3つの要素とは
1)MACD(MACD1)について
2)シグナルについて
3)ヒストグラムについて
第3節 MACDの総合分析
1)MACDは5本の線で分析する!
2)MACDを使いこなすための極意図
3)MACDの仕掛けと仕切り
4)ダマシの発見
第4節 大循環MACD
1)大循環MACDとは
2)大循環MACDの構成
3)3つのMACDをつける意味
4)大循環MACDと移動平均線大循環分析の関係
5)大循環MACDの仕掛け 〜買い〜
6)チャートで確認
7)大循環MACDの仕掛け 〜売り〜
8)大循環MACDの手仕舞い
9)まとめ

読者のご意見

今まで何も知らずにトレードを行っていた自分の愚かさを嫌というほど思い知らされ ...もっと見る

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