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システムトレード発見のポイントベテラン度:
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斉藤正章パンローリング A5判 286頁 2012年12月発売 本体 2,800円 税込 3,080円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet 売買ルールの着眼点から売買ポートフォリオの最適化まで年利40%トレーダーの集大成!システムトレードの達人が 強力な売買システム構築の道筋と要点を指南する 「売買システムをゼロから自分で作る」となると、何から手をつければいいのか途 方にくれてしまう人もいるかもしれない。実際、著者自身も、納得のいくようなシス テムを手に入れるまで、大変な遠回りをしてきたという。 しかし、著者はこうも指摘する。現在の知識と経験を積み重ねた状態で、その「遠 回り」を整理してみると、必要ないくつかの「ポイント」さえ押さえておけば、それ ほどの時間をかけずに実運用に耐えられるものができるのではないか――。そうした 発想から誕生したのが、本書『システムトレード発見のポイント』である。 本書では「実際に著者自身がゼロから売買システムを作る」という形をとりなが ら、そのいくつかのキーポイントについて、系統的かつ具体的に解説をする。 「日本株でシステムを作った経験が米国株にも生かせるのか?」という点にも注目 してほしい。 システム開発のポイントを大きくまとめてみると、次のとおり。
●アイデアの発想と公式化 本書では、これらについて第2章から第5章に分けて詳しく解説する。また、シス テムトレードが初めてという人向けに、第1章では著者が10年におよぶ実体験から学 んだ「7つの心得」について著した。一般に“常識”とされていることに疑問を持つ と、新しい発見があることに気づくかもしれない。 さらに最後の第6章では、実際に読者が売買ルールを作るときの参考となるよう に、実例を6つ紹介した。合理的な工夫を施した「目からうろこ」の“シンプルルー ル”が大きな効力を発揮することに注目してほしい。
■著者紹介斉藤正章(さいとう・まさあき)1975年、東京都生まれの個人投資家。システム開発会社でプログラマー兼システムエ ンジニアとして8年間勤務した後、独立。2003年より独学でシステムトレードを開始 してから約3年間で6000%近い利回りを達成。2006年に運用資金の4割を失ってから 新たなシステムを開発し、現在は年利40%前後で安定した運用を続けている。システ ムトレード実践用ソフトウェア「システムトレードの達人」の開発者。著書に『入門 株のシステムトレード 利益が出るロジックのつくり方』(日本実業出版社)など多 数、DVDに『システムトレード運用術ーシンプルな売買ルールと機械的な資金管理』 (パンローリング)がある。 システムトレードの達人(公式サイト) http://sys-tatsu.com/ はじめにシステムトレードが日本で急激に普及し始めたのは、2000年代半ごろからでしょう か。それ以前は、システムトレードといえば米国が中心であり、日本は米国に比べて 10年は遅れているといわれたものでした。現在でも、その認知度や実践している投資家(トレーダー)の人口という意味で は、米国に遠く及ばないかもしれません。しかし、システムトレードに関する「理 論」についていえば、現在の日本が米国に劣っているとは、けっして思いません。 とりわけ株式のシステムトレードに限っていえば、米国よりも一歩進んだところま で発達してきたように思います。このままいけば、そう遠くない時期に「日本のシス テムトレーダーは米国よりも10年進んでいる」といわれる日が来るのではないでしょ うか。私は密かにそう期待しています。 本書では、日本のシステムトレーダーが世界で活躍するその一助になることも願 い、分析対象に日本株だけでなく、米国株も含めました。 実は、本書を執筆するにあたって「私自身の専門分野であるシステムトレードを テーマにした内容」ということは、すぐに決まったものの、当初は米国株を対象とす ることについて考えていませんでした。私自身が日本株専門で売買をしていることも あり、当然のように日本株を対象に考えていたからです。 米国株を対象に含めることにしたのは、本書の編集等を担当してくださっている世 良敬明氏から「米国株のシステムトレードをテーマにした書籍がほとんどない」とい う話を聞いたからです。そのとき、私自身が米国株のシステム作りにチャレンジする のも面白いのではないかと思いました。「私のもっている日本株の知識をそのまま米 国株に当てはめたらどうなるだろうか……」と。 ある意味、売買ルールをゼロから作ることになるので、読者の皆様には申し訳あり ませんが、本書は私自身の“実験台”を兼ねているともいえるかもしれません。た だ、この米国株での実験をとおして「勝つための売買システムがいかにシンプルであ るか」をぜひ理解してもらえればと思っています。 誤解のないように補足しておくと「シンプル」ということと「手を抜く」というこ とは、イコールではありません。「利益を上げるために複雑なことをする必要がな い」ということです。 トレードでは、結果(利益を上げること)がすべてとなります。その目的を達成で きるのであれば、複雑であろうが、シンプルであろうが、かまわないのです。 本書は、ある程度のトレード経験がある方を対象としています。ただし「システム トレード」については初めての方にも利用していただけるよう、前半には基礎的な内 容も含めました。したがって、中上級者の方であれば、第2章ないしは第3章以降か ら読んでいただいてもかまいません。 本書をご覧いただくにあたって、利益を上げるためのアイデアを学んでいただくの はもちろんとして、同じアイデアでも日本株と米国株ではどのような傾向の違いがあ るかというところを意識していただくのも面白いのではないかと思います。 斉藤 正章 目次
読者のご意見システムトレードのストラテジー構築のアイデア構想に関する参考本を探していたところ、この本を見つけた。斉藤氏の講演会内容に匹敵すると思われる内容が集大成されたものなので大変満足して購入した。 ...もっと見るそのほかのお薦め
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