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日本クレジット総論 知られざる巨大市場のすべてベテラン度:
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安田秩敏パンローリング A5判 2007年6月発売 本体 3,800円 税込 4,180円 国内送料無料です。 この商品は 11月5日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
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20年にわたり第一線で活躍してきたプロが「歴史の生き証人として」記す
ジャパンクレジットとは・・・
現在出版されているクレジットに関する書物は、大別して社債・CDSである。 ここで注意してほしいのは、国内債券発行残高全体のおおよそ3割を占める国債 以外の債券部分が抜け落ちているということだ。 本書は、Japan Creditの世界すべてを対象としている。債券種で抜けている部 分とクレジットのデリバティブであるCDS(Credit Default Swap)市場に関して 解説した。 さらに「すべて」ということで、クレジットの理論・起源・歴史に関しても、 知っておいてほしい事柄を私の20年近い経験とともに書き記している。日本で20 年クレジットを見続けてきている人間はいない。使命感にも似た感覚を感じつつ 書き上げた。本書が、私の考えるJapan Creditのすべてである。 第1章ではクレジットの理論・起源・歴史について、第2章では市場規模・発 行制度・決済制度関係について述べた。第3章では債券種を「政府保証債」「財 投機関債」「MBS」「特殊法人債」「地方債」「利金債・銀行社債」「銀行劣後 債」「生保基金債」「社債」「投資法人債」「サムライ債・ユーロ円債」「ハイ イールド」の12種類に分けて、そのリスクプロファイル・特性・歴史の解説をし た。第4章では債券計算関係、第5章ではCDSの解説をした。また、第6章では タイムリーな情報を得るのに有効な情報ベンダーを紹介した。 基本精神は変わらない。
「クレジットプライシングは芸術である!」 理解の難しいクレジット市場だが、すべてが相互に影響し合い金利やスプレッ ドのバランスを保っている。基本的には、このバランスを理解することで、考え ているよりも簡単に理解できるということだ。理解の第1ポイントはこのバラン スである。常にこれを意識することが大切。この本を読み終えるころには、私の 精神が理解できるだろう。
著者紹介安田秩敏(やすだ・きよとし)1988年青山学院大学理工学部物理学科を卒業後、日系証券会社に入社。債券売買トレーダーとして国債をはじめとする円債全体の売買を担当。92年に米モルガンスタンレーに移籍。投資家動向を理解しクレジットビジネスを極めるため、債券営業として大手中央機関投資家を担当。スタッフと共に同社のクレジットビジネスの基礎を作り拡大させる。自身はトップセールスとなる。 95年、メリルリンチ証券に移籍。トレーダーに戻り、同社スタッフと金利およびキャッシュクレジットビジネスを引受部門・売買部門・営業部門・受渡部門・管理部門の5つを総合的に見ながら立ち上げる。98年、スワップビジネスの大手であるJPモルガンに移籍。新手法CDSと出会い、キャッシュクレジットビジネスを立ち上げた。 一貫して金利・クレジット部門に従事しており、円と名のつくすべての債券・デリバティブの売買を経験してきた。現在、戦略投資室を立ち上げ、室長として、金利・CashCredit・CDS・株式・CB・ローン等を総合的に見て投資を行っている。 (現代の錬金術師シリーズ46) そのほかのお薦め
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