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![]() ケン・フィッシャーのPSR株分析 市場平均に左右されない超割安成長株の探し方ベテラン度:
★★☆
ケン・フィッシャー,
鈴木一之,
丸山清志パンローリング A5判 約398頁 2009年1月発売 本体 2,300円 税込 2,530円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet
目次 | 読者のご意見 先駆者による本当の株価売上倍率分析法(Price-to-Sales Ratio)脱スランプの超有望企業を突き止める!巨額の利益をもたらすスーパー株式とは! 本書は、革新的な株式評価法「PSR(株価売上倍率)」を活用して、一時のグリッチ(不調)で人気(=株価)を下げた「スーパー企業」を洗い出し、3~5年の間に価格が3~10倍になる「スーパー株式」に投資するための指南書である。
本書の著者、ケン・フィッシャーは「フィリップ・フィッシャーの息子」というよりも「PSR分析の父」として名高い。 PSRについて『ウォール街で勝つ法則』(パンローリング)を著したジェームズ・オショネシーは「将来のパフォーマンスを予測するうえで、PSRがあらゆる割安株尺度のなかで最も安定した優れた指標である」と指摘している。新興企業バブルでは乱用されがちな指標だが、まずは原点となる本書から「本来の使い方」を確認してほしい。 また本書では、フィッシャー自身が実際に投資し、利益をつかんだ会社の例が交えられている。企業研究の書としても非常に読みごたえがある。グリッチをキーワードとした会社の成長と株価の関係についての理論は、企業経営者や管理職にとっても有益だ。 ■PSRを学ぶなら
「監訳者まえがき」より「フィッシャー」という著者名と「成長株」という本書のテーマを聞いて、ピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。その方は株式投資に関してかなりの研鑽を積んでこられたに違いありません。著者であるケン・フィッシャーは、成長株理論の古典とされる『フィッシャーの「超」成長株投資』(フォレスト出版)を著したフィリップ・フィッシャーの子息です。フィリップ・フィッシャーの成長株理論は、ウォーレン・バフェットの投資理論に影響を与えたと言われています。バフェットは割安株投資の第一人者としてあまりに有名ですが、そのバフェット自身、自らの投資方法を表現するとき「85%はベン・グレアムの割安株理論の影響を受けているが、残りの15%はフィリップ・フィッシャーの成長株理論から成っている」と述べているのです。 当代最高の投資家であるバフェットにも受け継がれているフィッシャーの成長株理論は、50年代前半に発表され、成長企業が特徴的に備えている売上や利益の爆発的な増加の根本理由として、「経営陣の優秀さ」や「研究開発投資への熱意」などを骨子として組み立てられています。当時としてはきわめて斬新なアイディアでしたが、フィッシャーの理論は概念的な部分が多く、数値に置き換えるのが難しいとも指摘されてきました。 息子であり本書の著者でもあるケン・フィッシャーは、それらの批判を十分に理解したうえで、父親の遺した成長株理論をさらに発展させ、可能な限り数値に基づいた基準に置き換えることを目指しています。さらに独自の視点を加えることで、爆発的な株価上昇を遂げる「スーパー企業」を見つけ出す手がかりを与えてくれました。(全文を読む) 目次序文本書は過去に紹介されたことのない概念を紹介する なぜわざわざこの概念をあなたと共有するのか 第一部 スーパー株式の構造 第1章 「グリッチ」でリッチに 第2章 グリッチが引き起こされる理由 第二部 バリュエーション分析 第3章 従来の分析―十倍の利益は多すぎるが、千倍は少なすぎるという謎 第4章 価値こそすべて―株価売上倍率を使え 第5章 株価研究費倍率―上等な頭脳に対するコスト 第6章 PSRを非スーパー株式に適用してみる 第7章 失敗から得る富―一九三〇年代の神話 第三部 ファンダメンタル分析 第8章 スーパー企業の事業的側面―付随する優位性 第9章 リスクを避ける―それには競争を避けることだ 第10章 利益率分析①―人生に必要なのは不公平なほどの優位性だけ 第11章 利益率分析②―公式とルール 第四部 株式の動力学 第12章 実行に移す―熱狂にしては筋が通っている 第13章 すべて持ち帰る―売り時 第14章 バーベイタム―ディスコ・ベイビー 第15章 カリフォルニア・マイクロウェーブ―波に乗る
著者紹介![]() フィッシャー・インベストメンツ社の創業者兼CEO(最高経営責任者)。同社は1979年設立の独立系資金運用会社として、世界中の年金、基金、大学基金、保険会社、政府、個人富裕層などを顧客に持ち、運用総資産額は400億ドル(約4兆円)を超える。株価売上倍率(PSR)による株式分析、また小型株運用の先駆者として知られ、ベストセラー『The Only Three Questions That Count』(パンローリングから翻訳予定)の著者でもある。
監訳者 鈴木一之(すずき かずゆき) (ウィザードブックシリーズ149) 読者のご意見PSRとは一見聞きなれない言葉ですが、株価売上倍率のこと...もっと見るそのほかのお薦め
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