ラリー・ウィリアムズの投資アノマリーカレンダー 2020（PDF付）

“サイクル”を知り、経済指標を確認すれば、おのずと日々のポイントがわかる！

日本とアメリカの株式投資に役立つ情報満載！ ・月間ごとの勝率を公開 ・日米シーズナルパターンを完全に網羅 ・日米のトレンド性を排除したバイアス(傾向)を紹介 ・伝説のトレーダー、ラリー・ウィリアムズからの金言 ・買い時がわかる日米市場の重要日を記載 いつの時代も未来を予測するのは難しい。 しかしマーケットにはトレンドをもたらす出来事や、人の心理・習慣に支配された周期的なパターンがありリズムに合わせて動く現象がある。 HFTやアルゴリズムトレードが普及した現代においても、昔ながらの人々の習慣は変わりなく、政治変動や政策、TOBや株主優待に代表されるイベントなどに 市場の値動きに長期的にも短期的にも影響を及ぼすものだ。 よく知られているアノマリーで「10月末買いの翌4月売り」とあるように マーケットには長い間で見られてきたその月の傾向などが存在する。 ラリーカレンダーはそのような現象を月ごとに分析したものだ。 ラリー自身は米市場を分析しているが、 日米の株価は相関性が高くその連動性を無視することはできない。 堅実で利益の出るトレードに必要なものは何なのか？ ラリーが力説する「優位性を持つこと」「弱点を克服すること」を 実現させるために、このカレンダーが一助になるはずだ。 PDF版も特別プレゼント！ A4サイズでお届け。カレンダー掲載時は、見開き縦A3サイズです。 ●対象市場 ・米国市場 ・日本市場 ●掲載指標 ・日本カレンダー ・米取引所（NYSE）の休場日 ・日経225SQ日 ・アメリカ市場のメジャーSQ日 ・米連邦公開市場委員会（FOMC）会合日 ・米雇用統計日 ・日銀金融政策会合 ※予告なく掲載内容が変更される場合がございますので予めご了承ください。 ●検証期間(〜2019年10月) 米国 日本 シーズナルパターン S&P500先物（27年間） CME日経225先物（13年間） バイアス NYSE総合指数（34年間） 日経平均（34年間） 月間勝率 NYSE総合指数（11年間） 日経平均（11年間） ●ラリー氏ほか商品との違い 「ラリー・ウィリアムズの週刊マーケット分析（ラリーTV）」 各市場のサイクル、シーズナルパターン、他市場をもとにしたフォーキャストライン、COTレポート分析、バリュエーションモデル分析など毎週ラリー氏自ら短期トレード戦略（対象：S&P500、米国債、金）を動画配信。カスタムチャート付き。 「電子書籍 ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2020」 ラリー・ウィリアムズ氏独自のサイクル分析やパターン分析、トレード戦略を解説。 米株式市場におけるファンダメンタルズ分析、長期サイクル、短期サイクル、10年周期サイクル、大統領選サイクルなどシーズナルパターンを用いたトレード戦略の紹介。電子書籍（PDF版）にて年1回、刊行。

なりた・ひろゆきさんがラジオ日経『キラメキの発想』にてカレンダーを紹介しました。 購入者限定【特典】ダウンロード 購入者限定「PDF版」は こちらから入手いただけます。 特典をダウンロードする クリックすると拡大します。

●なりたひろゆき氏による1月重要日の検証結果

2020年に初めて発売された「ラリー・ウィリアムズの投資アノマリーカレンダー」によると、2020年1月16日と17日は、日経平均(日経225先物)にとって重要日でした。

カレンダーに毎月記されている「重要日」とは上昇予測日です。
そこで、「日経平均」と「日経225先物」市場がどのような動きをしていたのか、早速検証してみます。

下記は日経平均の日足チャートです。

・2020年1月16日（始値） 23,960.20
・2020年1月17日（始値） 24,103.45 ----- 上昇幅： 143.25円
・2020年1月20日（始値） 24,080.68 ----- 上昇幅：-22.77円

日経平均は想定通り、1月16日の始値から1月17日の始値まで上昇していました。 しかし、1月17日の始値から1月20日の始値まで、22.77円の下降となっていました。

では次に、日経225先物の「日通しデータ」を使って、同期間の上昇・下降幅をチェックしてみます。
日通しデータとは、夜間取引の始値が日通しの始値になります。
そのため、2020年1月16日の始値は1月15日の夜間取引の始値です。1月16日の終値は、16日の日中取引の終値です。

日経225先物の日通しデータ

・2020年1月16日（始値） 23,930
・2020年1月17日（始値） 23,950 ----- 上昇幅：20円
・2020年1月20日（始値） 24,030 ----- 上昇幅：80円 ※上昇幅：100円
・2020年1月21日（始値） 24,050 ----- 上昇幅：20円 ※上昇幅：100円

日経平均と異なり、日経225先物では1月16日の始値から17日の始値までは20円の上昇となっています。また、1月17日の始値から20日の始値までは80円の上昇です。

ここで注意すべきは、日通しの始値が「前日の夜間取引の始値である」点です。そこで、※印のように上昇・下降幅を違う日で比較しました。

1月16日の日通しの始値から20日の日通しの始値までの上昇幅
1月17日の日通しの始値から21日の日通しの始値までの上昇幅はそれぞれ100円です。

ラリー・ウィリアムズ氏はCME日経225先物のデータを使って検証していますので、どちらかと言うと日通しデータにとても似ています。
日経225先物の日通しデータには、日経平均でよく目にするギャップ（窓）がそれほど多くありません。

夜間取引はアメリカの株式市場の取引時間をカバーしているため、翌日、大きくギャップすることは少ないのです。 保有の個別銘柄の下落をヘッジするのであれば日経225先物、もしくは日経225先物のCFDを使うと良いでしょう。
なお、先物とCFDを取り扱っている証券会社に取引条件等をご確認ください。

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●著者

ラリー・R・ウィリアムズ（Larry R. Williams）
50年のトレード経験を持ち、世界で最も高い評価を受ける短期トレーダー。 リアルマネーコンテスト、ロビンスワールドカップにて、史上最高の成績となる1年間で11400％を超えるリターン（114倍）の公式記録をもつ。NFA（全米先物協会）の理事を務め、モンタナ州から上院議員選挙に2度出馬。トレーダー教育の第一人者としても知られ、プロアマを問わず、世界中の成功した人たちの考え方に、ラリーの理論の影響を強く見ることができる。 1970年以降は執筆活動にも熱心に取り組み始め、なかでも、1966年に独自開発し、今でも主要な経済紙や金融・投資サイトで毎日データが公表されているテクニカルインディケーターであるウィリアムズ%Rを基にした著書はベストセラーになった。

主な著書に『ラリー・ウィリアムズの短期売買法【第2版】』『ラリー・ウィリアムズの株式必勝法』『ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト』など多数。

成田博之（なりた・ひろゆき）
ノースカロライナ大学ウィルミントン校卒業。シンガポールでの銀行で約10年間、金融商品のディーリングをした後、1998年にオーストラリアに永住。現在は、日経 225先物・為替を中心に自己資本を運用するプライベート・トレーダー。
訳書に『ピット・ブル』『ディナポリの秘数 フィボナッチ売買法』（ともにパンローリング出版）、）『LTCM伝説〜怪物ヘッジファンドの栄光と挫折』（東洋経済新報社）、セミナー講師として、「DVD 短期売買入門セミナー」などがある。 ラリー・ウィリアムズセミナーの通訳・解説を務めるなど、ラリー・ウィリアムズ氏のパートナーとして絶大な信頼を得ている。

・Twitter：ラリー・ウィリアムズ日本公式ツィッター
・ブログ：ひろゆきのトレーディングメモ帳

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