ビクター・ニーダホッファー(Victor Niederhoffer)
「相場で勝ち続けながらも私の元を去った、
唯一のファンドマネージャー」
――ジョージ・ソロス
1964年、ハーバード大学を卒業後、シカゴ大学で博士号を取得。
その後、バークレー校で金融論の教鞭をとっていたが、70年代に商品市場のスペキュレーションを始め、
最も成功した運用成績を誇るヘッジ・ファンド・マネージャーの一人として活躍する。
ヘッジファンドの帝王、ジョージ・ソロスとパートナーを組むファンドマネジャーだったが、
1997年のアジア危機の際、タイ銀行に投資をして破綻してしまう。
その顛末はNHK「マネー革命」で「1日で50億円失った男」として紹介されたため日本でも著名である。
その後幾多の辛酸を舐めた末、再出発を期し、
再び100億円規模のファンドマネージャーとして活躍する。
「人生でも市場でも、進んでリスクを取る者だけが報われる」
「ビジネスや証券取引、スポーツやゲーム、さらには進学や就職や結婚も将来の結果が
分からないままに決断することが多い。そういう意味で人生はスペキュレーションである」。
この信念こそがビクターが再生できた鍵である。
ジョージ・ソロスが彼の息子をビクターに預けトレードを学ばせたほどの人物であり、
また著名日本人トレーダーであるBNF氏(ジェイコム男)のイニシャルは、ニーダホッファーからの引用であることからも
ビクターの洞察深いユニークな発想や考え方は、多くのものを魅了する。
ニーダホッファーは、彼のもとで運用に従事した多くのファンドマネージャーに
多くの影響を与えたことを最も誇りに思いる。
モンロー・トラウト、ストゥー・ローズ、ジョン・ハマー、ロイ・ニーダホッファーといった
彼が教えた少なくとも十数名のファンドマネージャーやスタッフは億万長者
またはマルチ億万長者になっている。
木下綾香(きのした・あやか)
シンガーソングライターとしてデビューし、ラジオパーソナリティー、映画主題歌、数々のCMソングを手がける。
2015年には、ペヤングソース焼きそばCMソング(You Can Do It!)、ブライダルハウスTUTUウェディングCMソング、女性の美を応援するコスメメザイクCMソング(Beautiful Wings)の起用が決定。彼女の描く世界観に多くの人たちの共感を呼んでいる。
アメリカでの活動に、ホイットニーヒューストンのプロデューサーとして名高い ナラダ マイケル ウォルデンとの共演をきっかけに、サンフランシスコでのレコーディング制作、ニューヨークでのパフォーマンス経験を積み、歌手活動のみならず、ジュエリーKikiとのコラボでは、日本人モデルとしてその世界観を写真を通して表現した。
歌手、女優、モデル、楽曲提供と、マルチに活動し、日本のみならず海外まで活躍の場を広げている。
オフィシャルサイト
中村健吾(なかむら・けんご)
大阪市出身。ニューヨーク第一線で活躍するトップベーシスト。
1991年、バークリー音楽大学卒業後、ニューヨークへ移る。
1997年、ウイントン・マルサリスが音楽監督を務めるリンカーンセンター・ジャズ・オーケストラに参加。マルサリス・カルテットのメンバーとして、クリントン前大統領主催のプレジデント・サミットで演奏する。
1998年、サイラス・チェスナット・トリオに加入。2000年、渡辺貞夫カルテットツアーに参加。2001年、小曽根真プロデュースのデビューアルバム「Divine」(Verve) を発表。
グラミー賞にノミネートされたマルサリスのアルバム「Live at the House of Tribes」(Blue Note) では、クインテットのメンバーとしてライブレコーディングに参加。小曽根真率いるビックバンド「No Name Horses」のメンバーに。2012年10月、7枚目のアルバム「Songs in My Life Time」(55 Records) をリリース。
オフィシャルサイト
50億を失って得た失敗と成功の戦略
人生は市場と同じように、進んでリスクを取るものに大きな報酬が与えられる。
リスクを取ることは不安や失敗を呼び覚まし、ときには損失まで被ることもあるが、
自らの最も優位性のある最良の部分を引き出してくれるものだ。
セミナーで展開されるユニークな発想や考え方、
そしてもちろん市場取引における深い洞察は、市場関係者だけでなく
ビジネスマンや何かの災いに見舞われた方の再生のきっかけを掴もうとする人にとっても
元気とその道筋を与えてくれる。
普通の人には全く思いもよらない事例を引き合いに出して、
思いもよらない珠玉を聞き出すことができる。
失敗を知っているものだからこそ伝えることができるのである。
ラリー・ウィリアムズの親友としての来日で実現した
恐らく最初で最後のビクターの日本講演である。
今なお現役のヘッジファンドマネージャーであり、
彼の教えを、これほど身近に聞ける機会はもう二度と来ないだろう。
多くのマーケットの魔術師を生み出し、
ジョージ・ソロスが息子を預けたほどの男の信念、哲学に触れる
唯一のチャンスである。
50億を失って得た失敗と成功の戦略である。