ロンドンFX物語 部外者立ち入り禁止のディーリングルームから
ユウ・キソン
パンローリング
文庫判 251頁 2008年9月発売
本体 648円 税込 712円
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“為替は夜(ロンドンで)動く”
外国為替のプロが集結するディーリングルームの全貌!
“外国為替取引(FX)”。
いまもっとももてはやされている投資のひとつだ。
しかしあなたはその取引画面の向こう――つまり、「いま、自分がどんな人間と取引をしているか」を想像したことはあるだろうか?
「外国為替」という世界最大の24時間市場で、もっとも重要な位置を占める“為替の中心”ロンドンのトップバンク。
さらにその中の、部外者は立ち入ることのできないディーリングルーム。
そのワンフロアの中心を陣取る約50人ほどの為替チームは、仕事内容から想像されるようなスマートなイメージとはほど遠い。
彼らは体力自慢で、個性的だ。ときにつかみ合い寸前のバトルを繰り広げ、悪態をつき、電話を投げ、イスを蹴飛ばす。
しかし同時に、仲間への思いやりがありチームプレイに長ける、憎めない人たちでもあるのだ。
本書でお伝えするのは、そんなロンドンのディーリングルームで、個性的な為替チームに在籍した著者が見た、外国為替市場の知られざる舞台裏である。
- 外国為替市場の大物とは
- ディーリングルームで見た世界経済の重大事件
- 外国為替相場のプロにみるトレード方法
- 数百億を稼ぐ超大物個人FXトレーダー“ランボー”とは
- 外国からみた日本市場の特徴
著者の鋭い観察眼から記された分析は、個人投資家にFXトレードの重要なヒントを提供するはずだ。
外国為替取引の中心地「ロンドン」。そのなかで「テムズの取引所」と呼ばれた世界的トップバンクのディーリングルームに在籍した著者が「FX市場の舞台裏」を分かりやすく紹介する。FXで伝説を作ったトレーダー、心理戦を仕掛ける勝負師などのエピソードから、普段私たちが何気なく見ている為替レートの奥で葛藤する人々がイメージできる。また著者の鋭い観察眼から記された分析は個人投資家にFXトレードの重要なヒントを提供するはずだ。
著者紹介
1986年にイギリスの銀行の東京支店に入行して以来、
ロンドン滞在5年を含め、17年近く銀行の国際金融部門に在籍。
主として事業・金融法人向け外国為替営業に従事する。
東京支店の国際金融営業部長、プライベートバンキング部を経て、2002年に独立。
中小企業、個人の富裕層向け投資コンサルティングを始め、2004年からは人材ベンチャーの会社を興し、現在にいたる。
(PanRolling Library 24)
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