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グリーンスパン――アメリカ経済ブームとFRB議長
ボブ・ウッドワード 著,
山岡洋一・高遠裕子訳
日本経済新聞出版社
四六判 377頁 2001年5月発売
本体 2,300円 税込 2,530円
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いま世界が最も注目する男の本当の姿がはじめて明かに!
「ワシントン最後の秘密」グリーンスパンFRB。その13年に及ぶ波乱に満ちた軌跡を、瞠目すべき取材力、表現力で描き切る。
「根拠なき熱狂」だったのか「百年に一度の変化」なのか。ワシントンで毎年8回開かれる、短期金利を決定する小さな委員会(FOMC)が、アメリカ経済を、日本経済を、そして世界のマーケットを動かす。それを司る神秘に包まれた男、グリーンスパン。だれもが経験したことのない空前のブームが終わりを迎えるなかで経済の方向性を見定めつづける人物の真の姿とは?ホワイトハウスとのすさまじい軋轢と協調、FRB内部の葛藤劇、経済の実態を見極めようとする果てなき情熱、卓越した功績が生み出した「グリーンスパン神話」への懸念―。いまだかつて描かれたことのないグリーンスパンの実像に迫る傑作ノンフィクション。
<著者紹介>
ボブ・ウッドワード(Bob Woodward)
米国の代表的なジャーナリスト。ワシントンポスト紙編集局次長。1943年生まれ。イェール大学卒業。ローカル紙に1年勤めたのち、ポスト紙に移り、社会部記者としてウォーターゲイト事件を取材、一躍スターライターに。以後もホワイトハウス、司法、ハリウッド、CIA、国防総省などを題材にアメリカ社会の実態を解き明かす話題作を執筆。徹底した取材をもとに事実を伝えることに注力する姿勢が高く評価されている。
<主な著書>
『大統領の陰謀』『最後の日々』『司令官たち』『大統領執務室』『権力の失墜(上・下)』(以上、邦訳名)
山岡 洋一(やまおか・よういち)
翻訳家。1949年生まれ。政治経済分野の翻訳で高い評価を得る。
<主な訳書>
『大統領執務室』(共訳、文藝春秋)『市場対国家(上・下)』『クルーグマンの良い経済学悪い経済学』(日本経済新聞社)
高遠 裕子(たかとお・ゆうこ)
翻訳家。1990年東京大学教養学部卒業。長銀総合研究所を経て現職。
<主な訳書>
『ベスト・プラクティス』(TBSブリタニカ)『リチャード・ブランソン 勝者の法則』(共著、PHP研究所)『衛生ビジネス・ウォーズ』(日経BP社)
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