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行動ファイナンス 市場の非合理性を解き明かす新しい金融理論ベテラン度:
★★☆
ヨアヒム・ゴールドバーグ,
リューディガー・フォン・ニーチュ,
眞壁昭夫ダイヤモンド社 A5判 上製本 240頁 2002年1月発売 本体 2,800円 税込 3,080円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet 投資家の意思決定が非合理的なのはなぜか? 金融理論と心理学の融合が、その謎を解き明かす――。欧米で大いに注目を集める新たな金融理論を、実践的かつ理論的に説いた初めての書! 「行動ファイナンス」は、金融市場の動向を分析するために、マーケット参加者の心理に注目した。人間の感情や認知的な不正確性や非合理性が、投資家としての判断や意志決定に大きく影響し、常に合理的な意志決定ができるわけではない、というのが出発点になっている。そして、実はその非合理性が毎日の市場を動かしているという認識が基本にある。だから、ときとして「アノマリー」「バブル」「バブルの突然の崩壊」などが発生すると考えられるのだ。
金融市場の参加者も、当然、生身の人間である。血の通っている人間である以上、感情などの心理状況に大きな影響を受けるのは当然だ。その参加者の心理状態を考えることによって、金融市場の動きをつかもうというのが「行動ファイナンス」である。(「監訳者あとがき」より) 目次第1章 市場の予測と投資家の心理 ファンダメンタル分析、テクニカル分析、そして行動ファイナンス第2章 投資家の行動は、本当に合理的か? 欲望がもたらす非合理的な現実 第3章 市場参加者は、膨大な情報をいかに処理するか? 「ヒューリスティック」による意思決定 第4章 投資家は、利益と損失をいかに評価するか? 「相対的」な評価とリファレンス・ポイント 第5章 投資家は、自らの意思決定こそ正しいと考える 調和とコントロールへの欲求がもたらすもの 第6章 行動から見た市場参加者の分類 本能タイプ、感情タイプ、理性タイプ 第7章 トレーディングで成功するために 行動ファイナンスの応用 そのほかのお薦め
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