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円ドル戦争40年秘史 なぜ円は最弱通貨になったのか河浪武史日経BP 四六判 360頁 2025年10月発売 本体 2,200円 税込 2,420円 国内送料無料です。 この商品は 5日程度で発送できる予定です。 (発送可能時期について)
通貨の盛衰は国力の盛衰40年前の1985年、ニューヨークの地で結ばれたG5・プラザ合意。世界史に残るドル安誘導政策は、実質的には経済大国・日本による米国救済劇だった。そのとき、第2次世界大戦の敗北からちょうど40年。日本がついに世界経済の主導役に上り詰めた絶頂の瞬間でもあった。 ところが、それはつかの間の夢に終わる。ドル安誘導策は日本にバブル経済とその崩壊をもたらし、その後、日本は長期停滞を余儀なくされる。円相場は2024年には1ドル=161円まで下落。実質ベースでみれば変動相場制の半世紀で最安値まで落ちぶれた。 通貨の盛衰は、国力の盛衰そのものでもある。瓦礫の山から復活した日本経済は、この40年間でいったい何を間違えたのか。2011年、震災で苦しむ日本を未曽有の円高が襲い、日本は経済的な大実験である異次元緩和に賭けた。 その間、中国も韓国も台湾も通貨安誘導で日本を出し抜く。トランプ政権は「第二のプラザ合意」を探るが、いつ顕在化するのか。 通貨失政の戦犯は誰なのか。再復活策はあるのか。円を巡る世界の攻防を検証する。 目次序章 通貨マフィア 著者紹介河浪 武史(かわなみ・たけし)日本経済新聞社ワシントン支局長 1995年日本経済新聞社入社。日銀、財務省、金融機関などを長く取材した。2015年から6年間、ワシントン特派員として第1次トランプ政権やFRB(米連邦準備理事会)の取材も担当。国内外の政策決定の舞台裏に精通する。21〜25年は金融部長として金融政策・金融ビジネスの報道を統括した。25年4月より現職。単著に『みずほ、迷走の20年』『日本銀行 虚像と実像』がある。 そのほかのお薦め
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