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ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版>ベテラン度:
★☆☆
バートン・マルキール,
井手正介日経BP 四六判 512頁 2023年5月発売 本体 2,700円 税込 2,970円 国内送料無料です。 この商品は 明日 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
全世界で読まれている「投資のバイブル」1973年の初版以来、全米累計200万部を超え、「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラー、A Random Walk Down Wall Streetの最新版。本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものだが、類書と異なる点は、なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、データを示してしっかり論じているところだ。過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは、読んでいて痛快かつ明快である。硬派な内容でありながら、数式はほとんどなく、グラフや表を多用しており、初心者にも理解しやすくなっている。間抜けなテクニカル分析手法やチューリップからITに至るバブルの話など、読み物としても面白く読める。 改訂版の特徴原著第13版は初版から50周年の記念版。著者のマルキール氏はインフレは当面続くとみているが、その中でもこれまで示してきたインデックスファンド投資が最強という論を引き続き展開する。新たな内容としては暗号通貨、NFT、ミーム株(オンラインコミュニティで人気になり、一時的に高値がつく株)について触れるが、これらも最終的には有効ではなく、これまでの手法の良さをさらに強調する材料となるだけである。 目次第1部 株式と価値第1章 株式投資の二大流派 第2章 市場の狂気 第3章 1960年代から90年代にかけてのバブル 第4章 21世紀は巨大なバブルで始まった
第2部 プロの投資家の成績表
第3部 新しい投資テクノロジー
第4部 ウォール街の歩き方の手引 著者紹介バートン・マルキールプリンストン大学名誉教授 1932年生まれ。プリンストン大学経済学博士(PhD)。同大学経済学部長(1974-75、77-81)、大統領経済諮問委員会委員(75-77)、エール大学ビジネススクール学部長(81-88)、アメリカン証券取引所理事などを歴任。世界的な投信会社バンガードの社外取締役としても活躍。 井手 正介 (イデ マサスケ) そのほかのお薦め
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