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米国債の巨額踏み倒しで金融統制が来る
副島隆彦
徳間書店
四六判 上製本 272頁 2024年8月発売
本体 1,800円 税込 1,980円
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アメリカは100兆ドルの借金を返さない!
ドル基軸通貨体制の崩壊で、やっぱり金は3倍になる
『ドル覇権の崩壊』(2007年、8月)を刊行してから17年が経つ。この本で予言したことがいよいよ的中する。すなわち米ドル(米国債)による覇権(ヘジェモニー)がこれから崩壊し、アメリカによる世界支配体制が終わっていく。
アメリカのドルはあまりにも刷られすぎた。公式に発表されているアメリカのマネタリーベース(資金供給量)は、たったの6兆ドルだ。しかし、日本のマネタリーベース680兆円とほぼ一緒のわけがない。実際には、この20倍はある。すなわちアメリカの米国債は100兆ドル以上ある。巨額のドルがアメリカから世界中に垂れ流された。そしてアメリカはこの巨額の借金を踏み倒す。それがデット・リストラクチュアリング(債務の再編)だ。同時に世界中の貧乏国家の国債がデフォールトを起こす。「国家が破綻する時代」がこれから始まる。
ドルの信用崩壊は、すでに金価格の上昇として露わになりつつある。1オウンスの金が3000ドルになるという予想も出始めた。まだまだ金は上がる。なぜならドルの信用が壊れるからだ。金は3倍になるだろう。
トランプ暗殺未遂事件にも象徴されるように、アメリカの分裂はすでに決定的だ。いつ内戦(市民戦争)に発展してもおかしくない。それに対しプーチンと習近平が中露同盟で人類史の軸を動かしつつある。世界の覇権体制がこれから大きく転換していく。政治と経済の混乱のさなかに、国家は惜しみなく国民の財産を奪う動きに出てくる。金融統制からあなたの資産をいかに守るか。激動の時代への対処法を示す。
目次
まえがき 世界中で政治的異変が起きているから金(ゴールド)を買うべきだ
第1章 アメリカは100兆ドルの借金を踏み倒す
第2章 ドル覇権の崩壊が始まる
第3章 やっぱり金は3倍になる
第4章 国家は惜しみなく国民の資産を奪う
第5章 アメリカは内戦(市民戦争 シヴィル・ウォー)で国家分裂するだろう
あとがき
特別付録 大恐慌でも大丈夫な株15銘柄
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