信託銀行で年金基金運営に携わる河野が主人公。バブル崩壊後の長引く金融市場低迷で大企業の代行返上が始まった。その具体的内容とは? 一般サラリーマンが手にする企業年金への影響は? そして株式市場はどうなる?
大手信託銀行で、年金基金や運営のコンサルタントに携わる河野が主人公。バブル崩壊以来の金融市場低迷で、大企業の代行返上が始まっている。その具体的内容と一般サラリーマンが手にする企業年金への影響はどういうところに現れるのかを物語として展開していく。―河野は代行返上による市場への売り圧力を緩和するスキーム作成に着手するが、そこには外資系ヘッジファンドの狡猾なスキームが立ちはだかる。一方では、代行返上に向けて年金基金で地道に働く人々が…。 取材先は、厚生労働省、信託銀行の年金運用部、企業の年金担当者など多岐に渡り、理解しにくい代行返上制度を極力分かりやすく解説しながら物語を展開する手法を取っている。
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