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ファンドマネージャーの知恵渡辺幹夫同友館 四六判 280頁 1997年10月発売 本体 2,000円 税込 2,200円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet
株式コーナー「渡辺幹夫のエトセトラ」でおなじみの現役ファンドマネージャー渡辺幹夫氏のはじめての単行本。機関投資家の運用方法の実態と個人投資家へのアドバイスが豊富に書かれている。 著者からのひとことこの本は2部構成となっていまして、第一部は、機関投資家のファンドマネージャーの運用方法の紹介です。世間では運用のプロといわれ、巨額の資金を運用している彼らの現実、運用の方法について興味を持っている熱心な投資家は多いのではないでしょうか?もし私が個人投資家だったらきっとそうだからです。 しかしこれまで、多くの投資家は新聞などで年金資金が下支えになるPKOとおぼしき公的資金の買いが入ったなど、断片的な報道をつなぎあわせることでファンドマネージャーの方法を推測するしかなかったのではないでしょうか? まとまった説明をした本が見当たらない。私自身、これは非常に不思議なことでした。なら自分が書こうと思い、筆を取ったのです。 専門家といえども、機関投資家の運用方法を詳しく知っているのはごく少数です。スポーツで言えば、解説者(評論家)も観客(個人投資家)もルールを知らないで試合を見て一喜一憂しているようなものです。また同じ株式売買でも「機関投資家と個人投資家は、同じフィールドで違うゲームをしている」ほどに異なるのです。 この本では、努めて興味本位の事を書かぬように心がけました。従ってファンドマネージャーの大胆予測などは書いてなく、彼らの考え方、置かれている立場、そして株式ポートフォリオの運用とは何かといったことを中心に解説しています。 第2部は私の運用哲学、株式投資のノウハウの紹介です。 これらは私自身が実務として使用し、成果を上げている方法の一部であり、机上の空論ではありません。 私は「損小利大」が特性として織り込まれているCBは個人投資家向きでもあり、詳しくなった方が得だと思います。 相場の土台の章は、株式投資を継続し資産を築いて行くために、地味ながら絶対に理解する必要のあることを書きました。この項は「なぜ控えめにすべきか」「損のループにはまらないためには」といったことがテーマです。 この相場の土台なくして、株式の売買で資産を築くことは出来ないと考えています。 またこの項は随所に内外の相場の成功者の言葉を引用し、相場をする上で欠くべからざることについて主張しています。(敬称略)W.D.ギャン、ラリー・ウィリアムス、ラリー・ハイト、エド・スイコータ、マーティ・シュワルツ、林輝太郎…・などです。
この本は林先生に96年4月、先生主催の食事会の席で渡辺さんね、あんた相場の本を書いてみないか?と声をかけられたのが始まりです。 ファンドマネージャーの知恵 目次
読者のご意見株式のファンドマネージャである渡辺幹夫さんが書いた相場書。...もっと見る そのほかのお薦め
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