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電子書籍 狂気とバブルベテラン度:
★☆☆
チャールズ・マッケイチャールズ・マッケイ,
塩野未佳,
宮口尚子パンローリング ダウンロード販売 KeyringPDF 213MB 632頁 2009年8月発売 本体 2,800円 税込 3,080円 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet
書籍版 「集団妄想と群衆の狂気」の決定版! 150年間、世界的大ベストセラー! 昔から人は荒唐無稽な話にだまされ、無分別なヒステリー症にかかってきた! 「いつの時代にも、その時代ならではの愚行が見られる。それは陰謀や策略、ある いは途方もない空想となり、利欲、刺激を求める気持ち、単に他人と同じことをして いたいという気持ちのいずれかが、さらにそれに拍車を掛ける」――著者のチャール ズ・マッケイは1841年にこう述べている。当時は確かにそうだった。しかし、1980年 代後半の日本の株式市場や2000年のアメリカ株式市場のITバブルを見れば、現代も間 違いなくそうだろう。 狂った投機熱から聖遺物崇拝まで、集団妄想にまつわる幅広いテーマを扱った知的 でユーモアあふれるこの著作は、大衆の狂気、群衆の行動、人々の愚行に関する研究 論の決定版となっており、読者の知的好奇心くすぐらずにはいられない。本書ではさ まざまな詐欺やいかさま行為のほかにも、魔女の火刑や壮大な十字軍運動、ノストラ ダムスの予言、16世紀のオランダの国中を巻き込んだチューリップバブル――たった ひとつのチューリップの球根で全財産を失った投機家たちの話――に関する論考も取 り上げているが、そこには服のすそを上げ下げし、髪型を変えたりひげを伸ばしたり といった人々の奇行も見え隠れしている。
思い当たる節があるという読者――マッカーシズムやエルビスフィーバーを思い出
しただろうか?――に、そして途方もない狂気や荒唐無稽な計画、大衆をけむに巻く
詐欺事件に興味津々の読者に、古今を問わず、どんな時代でも、大衆がいかに無分別
なヒステリー症にかかりやすいかを諭してくれるのが本書である。 目次第一部 経済バブル第一章 狂った投機熱――ミシシッピ計画 第二章 南海泡沫事件 第三章 チューリップバブル
第二部 人殺しの狂気
第三部 奇跡と未来への妄想
第四部 群衆の憤激
第五部 飽くなき探求
第六部 宗教の激情 著者紹介チャールズ・マッケイ(Charles Mackay)1814年、スコットランドのパースで生まれる。幼くして母親を亡くし、海軍大尉だっ た父親もワルヘレン島遠征中にマラリアで倒れたため、チャールズは里親に育てら れ、ブリュッセルで教育を受ける。1835年に『モーニング・クロニクル』紙で新聞記 者としてのキャリアをスタートさせ、1844年には『グラスゴー・アルゴス』紙の主幹 となり、チャールズ・ディケンズが創刊した『デイリー・ニューズ』紙にも記事や詩 歌を寄稿。後に『ロンドン・イラストレーテッド・ニューズ』紙の主幹となる。作詞 家としても活躍し、『群衆の声』という歌集を出版。うち何編かはヘンリー・ラッセ ルによって曲が付けられ、大流行した。南北戦争中は『タイムズ』紙の特派員として 活躍したが、その後執筆業に専念。本書のほかにも晩年には自伝を著している。1889 年没。 (ウィザードブックシリーズ75) そのほかのお薦め
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