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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/09/12 18:02,
提供元: フィスコ
12日の中国本土市場概況:上海総合指数は3日ぶり反落、週末要因などで持ち高整理が優勢
*18:02JST 12日の中国本土市場概況:上海総合指数は3日ぶり反落、週末要因などで持ち高整理が優勢
12日の中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数が前日比4.71ポイント(0.12%)安の3870.60ポイントで引けた。
翌週明けに主要な経済指標の発表を控えて様子見姿勢が強まった。また、相場過熱感への警戒に加え週末要因も重なり持ち高整理の売りが優勢となった。一方で、中国当局による景気刺激策への期待は根強く、取引中には小高く推移する場面もみられた。全体として方向感に乏しく、指数は狭いレンジ内での動きにとどまった。
上海市場では金融株に売りが広がった。浦東発展銀行(600000/SH)が3.5%安、中信証券(600030/SH)が1.9%安、中国招商銀行(600036/SH)が1.8%安と下落が目立ち、華夏銀行(600015/SH)が1.9%安も軟調だった。金利動向への警戒感や不良債権リスクが引き続き投資家心理を圧迫したとみられた。
不動産関連株も下げが目立った。北京万通(600246/SH)が5.6%安、臥龍不動産(600173/SH)が8.2%安、上海家化聯合(600315/SH)が4.1%安など大きく値を崩した。政府による追加的な景気刺激策の期待が後退する中、需給懸念や信用リスクが再び意識され、不動産セクター全般が重荷となった。
一方で素材・新エネルギー関連には買いが集まった。河南豫光金鉛(600531/SH)が10.0%高、創業科技(600601/SH)が10.0%高、新疆八一鋼鉄(600581/SH)が10.0%高と急騰し、中国北方稀土(600111/SH)が6.0%高や江西銅業(600362/SH)が6.8%高も強含んだ。資源価格の上昇や政策的な新エネルギー支援期待が背景にあり、鉄鋼・非鉄金属を中心に物色が強まった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.02ポイント(0.39%)安の263.19ポイント、深センB株指数が4.12ポイント(0.30%)安の1359.45ポイントで終了した。
《AK》
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