携帯版 トレーダーズショップへようこそ。 国内送料無料 info@tradersshop.com
題名で    お買い物かごを見る   ご注文状況    ご利用方法  FAQ
このページの携帯版

新着 12月22日更新

■投資戦術

短期売買 デイトレード
スイングトレード
スキャルピング
システム売買
テクニカル
エリオット波動
フィボナッチ
一目均衡表
酒田五法
トレンドフォロー
逆張り
アノマリー 裁量
ファンダメンタル
成長株 決算書 FAI
サヤ取り 資金管理
心理 行動心理学
危機 占星術 格言

■対象市場・商品

オプション 225先物
FX (為替) CFD
商品先物 ゴールド
中国株 海外投資
不動産投資
ポーカー

■人物

相場師朗 石原順
岩本祐介 たけぞう
日経OP売坊
結喜たろう
W・バフェット
W・D・ギャン
B・グレアム
R・A・メリマン
W・J・オニール
ジム・ロジャーズ
ラリー・ウィリアムズ

■製品・サービス

カレンダーNew!
セミナー DVD CD
メタトレーダー (MT4)
ソフトウェア レポート
雑誌 定期購読
小説・読み物
漫画 ゲーム 場帳
オーディオブック
 聞くには
アウトレット 9割引

■その他

新着 初心者向き
信用取引
金融工学
他店で入手困難
ブルベアグッズ

トップページ
電子メール
事務所のご案内
法定表示等
a@panrolling.com

フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/12/22 12:10, 提供元: フィスコ

トランス・コスモス:独自の「CX×BPO」モデルで市場優位性を確立、収益性向上へ舵を切る

*12:10JST トランス・コスモス:独自の「CX×BPO」モデルで市場優位性を確立、収益性向上へ舵を切る
トランス・コスモス<9715>は、1966年の創業以来、「現場思考」と「顧客目線」を貫き、企業の業務効率化と顧客体験(CX)向上を支援するリーディングカンパニーである。グローバル36カ国・地域で事業を展開し、約3,500社の顧客基盤を持つ。事業は売上拡大に直結する「CXサービス(売上比率約70%)」と、コスト最適化を担う「BPOサービス(同30%)」の二本柱で構成される。一見すると事業領域が広く複雑で分かりづらい側面もあるが、この「CXとBPOの融合」というユニークなビジネスモデルこそが他社模倣困難な競争源泉であり、持続的な成長を支えている。

同社の強みは、第一に「人と技術(people&technology)」を融合した高品質なオペレーション体制である。約7万人の人材が顧客の現場に入り込み、業務設計から運用までを一気通貫で支援する。第二に、CXとBPOの使い分けによる提案力だ。「売上貢献ならCX、効率化ならBPO」という明確な解を持ち、AI・DX活用によりその効果を最大化している。第三に、圧倒的な顧客基盤である。主要取引先の70%以上が5年以上の継続取引を行っており、この盤石な信頼関係により、市場における優位性は既に確保されているといえる。

2026年3月期第2四半期(2025年4〜9月)の連結業績は、売上高192,111百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益8,072百万円(同13.2%増)の増収増益となった。国内BPOは人手不足を背景としたプロセス改革需要を取り込み高成長を記録。CX領域では、Web制作等のデジタルインテグレーションサービスが上期減収となったものの、規模の大きいコールセンター業務が営業努力などにより案件増となり、専業他社に対する競争力を発揮した。海外事業は現地通貨ベースでは堅調ながら円高影響で弱含んだが、全体としては増収を確保。営業利益率は4.2%へ改善し、収益体質への転換が徐々に現れている。

通期業績見通しは売上高400,000百万円(前期比6.4%増)、営業利益15,500百万円(同7.1%増)とし、期初計画を据え置いた。上期営業利益の進捗率は52%と堅調だが、下期の成長投資などのコスト増等を考慮し慎重な姿勢を維持している。Web制作等のデジタルインテグレーションサービスの復調やキャッチアップを図りつつ、安定した成長軌道を描く見通しだ。

今後の成長見通しとしては、確保した市場シェアを基盤に、いかに利益を積み上げるかが焦点となる。グローバルでは、中韓や市場が発展途上の東南アジア等でこれまでCXを中心に展開してきたが、今後はBPOを展開するほか、アジア進出する中国系企業のトータル支援やインド市場への注力も加速させる。時価総額1兆円規模を目指し、AIテクノロジー活用による収益性向上こそを本丸と位置づけている。

株主還元については、2025年3月期から連結配当性向35%を目安とし、2026年3月期は年間108円(前期比2円増)を予定している。ただし「配当性向35%」はあくまで通過点であり、次期中計にて今後の方針が示される見込みだ。将来の成長に必要な投資と還元のバランスを最適化しつつ、株主価値の向上を目指す。

総じて、トランス・コスモスは、その広範でユニークな事業モデルゆえに全体像が見えにくい側面はあるものの、BPO・CXの両領域ですでに確固たる市場優位性を確保している点は見逃せない。「規模の拡大」から「質の向上」へとフェーズは移行しており、生成AIやDX活用による収益性の改善余地は大きい。外部環境の逆風下でも着実な進化を続けており、次期中計に向けた「稼ぐ力」の強化と、それに伴う企業価値の再評価に期待したい。


《NH》

記事一覧

  • 2025/12/23 18:15:日経平均テクニカル:小幅に3日続伸、短期GC形成を窺う
  • 2025/12/23 17:47:NY金は4400ドルを超えて、最高値更新 サンワード証券の陳氏
  • 2025/12/23 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は弱含みか、米景気減速懸念と円の買戻しで
  • 2025/12/23 17:14:東京為替:ドル・円は軟調、下押し圧力継続
  • 2025/12/23 16:56:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は小幅に3日続伸、TDKやソニーGが2銘柄で約37円分押し上げ
  • 2025/12/23 16:41:東証グロ−ス指数は大幅反発、買い一巡後も下値の堅い展開
  • 2025/12/23 16:35:市場参加者が限られるなかでこう着感強まる【クロージング】
  • 2025/12/23 16:35:日経VI:大幅に低下、株価の下値堅く警戒感が後退
  • 2025/12/23 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:プライム市場のAI・半導体が売られグロース市場に資金流入
  • 2025/12/23 16:25:東京為替:ドル・円は下げ渋り、ドルに買戻し
  • 2025/12/23 16:20:日経平均は小幅続伸、5万円台で堅調も円高が重石
  • 2025/12/23 16:16:12月23日本国債市場:債券先物は132円85銭で取引終了
  • 2025/12/23 16:10:新興市場銘柄ダイジェスト:ポートは大幅反発、ロイブは続伸
  • 2025/12/23 16:01:大垣銀、三井E&S 、トーイン など
  • 2025/12/23 15:46:東証業種別ランキング:空運業が上昇率トップ
  • 2025/12/23 15:34:日経平均大引け:前日比10.48円高の50412.87円
  • 2025/12/23 15:25:東京為替:ドル・円は小動き、ユーロ・円は調整
  • 2025/12/23 15:07:シーラホールディングス---剰余金の配当
  • 2025/12/23 14:56:東京為替:ドル・円は156円付近、豪ドルは連れ安
  • 2025/12/23 14:52:日経平均は5円安、米経済指標などに関心
  • ■投資ニュース

  • 2025/12/23 18:15:日経平均テクニカル:小幅に3日続伸、短期GC形成を窺う
  • 「2026年の市場分析」ランキング (12/17更新)

    バックナンバー

    2026源太カレンダー(冊子版)

    1. 2026源太カレンダー(冊子版)
    2. 電子書籍 ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2026
    3. フォーキャスト2026 (メリマン)
    4. インベスターズハンドブック 株式手帳 2026 [黒]
    5. FOREX NOTE 為替手帳 2026 [ブラック]


    ■特集

    総合ランキング
    DVDランキング
    オススメの一冊
    無料メールマガジン
    読者の御意見
    用語解説
    投資のススメ
    著者の投資コラム 携帯待受画面
    シカゴ絵日記

    カタログ: PDF (24MB) Updated!
    紙のカタログ請求

    提携プログラム
     ウェブサイト、ブログを
      お持ちの方、紹介料率
      最大20%!


    オーディオブック無料視聴

    Podcast RSS配信

    ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、新しいオーディオブックが更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。このアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップすると自動的に登録されます。