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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/10/09 15:43, 提供元: フィスコ 新興市場銘柄ダイジェスト:Finatextは続落、オンコリスが急騰*15:43JST 新興市場銘柄ダイジェスト:Finatextは続落、オンコリスが急騰<4419> Finatext 1178 -48 続落。FinatextとスマートプラスクレジットがSaaS型クレジット基幹システム「Crest」上で稼働する個人向け融資サービスにおける審査申込者が累計5万人を突破したと発表したが、売りに押されている。「Crest」は最新のAI技術を活用し、業務効率の向上とユーザー体験(UX)の最適化を同時に実現するクラウドサービス。与信・貸付・返済・残高管理・顧客管理といったクレジット業務の中核プロセスをデジタル化し、ペーパーレス化と自動化・省力化を指向した効率的な業務運用を可能にする。 <4588> オンコリス 859 +137 急騰。8日の取引終了後に、腫瘍溶解ウイルスOBP-301のGMP製剤製造を開始したことを発表し、好材料視されている。同社は26年のOBP-301の承認に向けて、これまでGMP製造のバリデーションを進め、すでにGMP原薬製造をベルギーのヘノジェン社で完了していた。このたび同社は、商用利用の可能性があるGMP製剤の製造を開始した。今回の件に伴い、同社は販売提携先である富士フイルム富山化学からOBP-301に関する製品代金の前受金の一部を25年中に受領する。 <4882> ペルセウス 321 +5 続伸。8日の取引終了後に、疾患及び代謝研究に利用可能な「抗S1PR3抗体」の販売を開始したことを発表し、好材料視されている。S1PR3は、細胞増殖や血管新生、免疫応答などに関与することが知られており、炎症性疾患およびがんの治療薬標的として、世界中の研究機関で注目されている。今回発売した抗体は、S1PR3の立体構造に基づく認識特性を有し、発現検出や機能解析アッセイ等に広く活用できる研究用試薬である。 <1447> SAAFHD 245 +7 反発。グループのサムシングが3D現況測量サービス「Euclid(ユークリッド)」を新サービスとしてリリースした。「Euclid」はサムシングの調査担当者が高精度カメラを用いて現場を撮影、16Kの超高解像度のパノラマ画像(見た目)と点群(形状・寸法)を同時に生成し、高精度の測量データをWEB上で3次元データとして構築するサービス。従来の平面的な測量図では不足していた詳細な情報によって、設計や検査、維持管理等幅広い分野で活用でき、業務の効率化や建築計画の精度向上に貢献するという。 <4167> ココペリ 346 +3 上昇。8日の取引終了後に、地域金融機関向けビジネスマッチング管理サービス「BMポータル」が沖縄銀行に導入されることを発表し、好材料視されている。同サービスは金融機関のビジネスマッチング業務をオンラインで一元管理するプラットフォームで、案件情報の検索や提携先企業との連絡が簡潔になり、同意書や請求書の作成がDXされ業務の効率化及びマッチング成約率の向上を実現する。現在、他にも複数の金融機関でBMポータルの導入を決定・検討されており、引き続き同サービスを金融機関へ展開を進めていく。 <3680> ホットリンク 286 +10 反発。米ドルと連動する新興ステーブルコイン「USDe」を活用したDeFi(分散型金融)運用を開始したと発表、好材料視されている。第1弾としてDeFiプロジェクトのEthena.fiが発行するUSDeを投資先に選定し、将来の拡大を見据えた初回投資を実行した。今後は当期中をめどに、総額400万米ドル(約6億円 ※1ドル=150円換算)規模まで運用を拡大していく予定。今回の取組は単なる資産運用にとどまらず、同社の財務戦略における中核施策であり、新たな事業領域への本格参入を意味する。 《ST》 記事一覧 |