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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/08/18 13:07, 提供元: フィスコ

アドバンクリエ Research Memo(7):2025年9月期業績計画を下方修正するも、下期は黒字転換する見通し

*13:07JST アドバンクリエ Research Memo(7):2025年9月期業績計画を下方修正するも、下期は黒字転換する見通し
■アドバンスクリエイト<8798>の今後の見通し

1. 2025年9月期の業績見通し
同社は7月2日付で2025年9月期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高で前期比14.1%減の6,750百万円、営業損失で560百万円(前期は711百万円の損失)、経常損失で840百万円(同808百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失で1,430百万円(同2,250百万円の損失)となる見込みで、2025年5月15日に開示した通期業績予想に対して売上高で650百万円、営業利益で610百万円、経常利益で570百万円、親会社株主に帰属する当期純損失で590百万円引き下げた。

修正要因は、保険代理店事業における先行指標であるアポイント取得数が想定を下回ったことにある。これに伴い、新規保険面談数が減少し、特に協業代理店における実績が低迷したことが主因だ。売上の減少に伴う利益減に加えて、資本増強施策等の実行に向けた検討に時間を要していることで、関連費用が当初想定を上回る見込みとなったことも減額要因となる。

とは言え、半期ベースで見れば2025年9月期中間期を底に下期は回復に向かう見通しだ。下期は売上高で前年同期比19%増の4,029百万円、営業利益で477百万円(前年同期は804百万円の損失)と黒字転換を見込んでおり、中間期に対しても売上高で約13億円、営業利益で約15億円の増収増益となる。アポイント取得数については2024年12月の7千件弱を底にして、2025年6月は7千件強と緩やかながらも上向き始めており、タイムラグはあるものの新規契約の獲得増が期待できるほか、中間期に発生したPV計算の精緻化に伴う一過性の売上・利益の減額要因359百万円がなくなることで、保険代理店事業の収益回復を見込んでいる。また、中間期はほぼ売上貢献がなかったメディア事業についても、2025年4月から6月にかけては毎月1億円程度の売上を計上しており、下期は利益貢献が見込まれる。

申込ANPの月次動向を見ると、2025年5月で前年同月比11%減(対面販売2%減、協業販売28%減、通信販売47%減)とまだマイナス基調から脱していないものの、6月の月次動向も考慮して業績計画を見直していることから、計画達成の蓋然性が高いと弊社では見ている。同社は月次で申込ANPやアポイント取得数のほか、メディア事業及びメディアレップ事業の売上動向、ASP事業の契約件数などを発表しており、これら月次数値の動向に注目している。なお、下期も引き続き過年度訂正に関わる費用や減損損失など特別損失の計上を織り込んでいる。


期中に債務超過を解消し、先進テクノロジーを活用して再成長を目指す

2. 上場維持基準の適合に向けた取り組みと成長戦略
同社は純資産額が2025年9月期中間期末で約65億円のマイナスとなっており、東京証券取引所プライム市場等における上場維持基準等(純資産が正であること)に適合しない状態となっている。債務超過状態を解消するため資本増強策を検討中としていたが、2025年7月17日付で、第三者割当による普通株式及びA種種類株式の発行により約70億円の資金調達を行うことを発表した。また、同社は本普通株式及びA種種類株式の発行の承認を得るため、2025年8月19日に臨時株主総会の開催を予定している。

同社の業績が急激に悪化したのは、PV売上の計算プロセスにおいて過去に問題があり、売上を過大計上していたことに加えて、2024年秋以降は保険会社の代理店に対する過度な「便宜供与」問題の煽りを受けて、保険会社からの広告収入が一時的にストップしたことが要因である。PV売上の計算手法については人為的ミスが発生しないように社内の体制を構築済みであり、今後は回復に向かうものと予想される。一方、広告収入については今後の金融庁の指針を待つ必要があるが、現時点では「過度な便宜供与」に該当する可能性は低く、広告出稿のガイドラインなどが決まればいずれ回復するものと弊社では見ている。特に保険選びサイト「保険市場」は月間200万UUを超える業界トップクラスの保険専門メディアの地位を確立しており、広告媒体としての価値も大きいことから、資本増強により債務超過を解消して業績を再成長軌道に乗せることは可能と弊社では考えている。

成長戦略として、保険代理店事業においては、従来推進してきた先進テクノロジーを活用した生産性の高い営業手法により、業界内での競争優位を保ち手数料収入を拡大する戦略である。特に、2023年から生成AIを活用した営業サポート(アバターAIロープレ支援サービス「アバトレ」を用いた社員教育)を開始したことで、営業社員は接客ロールプレイングを時間や場所を選ばず繰り返し実施できるようになり、入社から短期間での戦力化が可能になった。また、顧客からの問い合わせ対応に生成AIを活用することで、営業時間外であっても問い合わせに回答することが可能となり(同社Webサイトに記載されている内容の範囲内での応答)、顧客の利便性向上にもつながっている。さらに、保険募集においてアバターを使用して面談を行った場合の面談単価が、従来のオンライン面談を行った場合と比較して1.27倍(2025年3月時点)に向上した成果も確認され、今後も生産性向上に向けアバター活用も進める。

一方、アポイント取得においてもSNS等を活用した独自のダイレクトマーケティング手法を確立するため試行錯誤を行っており、費用対効果の向上に貢献している。特にLINEを用いたWebマーケティングの効果が高いようだ。ダイレクトマーケティングによる見込み顧客獲得数(個人情報取得数)は2025年1月以降増え始めており、逆に見込み顧客の獲得単価は低下傾向にある。こうした動きは、先行きの保険契約件数の増加と1契約当たりの獲得コスト低下を示唆する動きとして注目される。

国内における保険業界の市場規模は年間約47.7兆円で、このうちリテール分野は約20兆円と試算されている。同社の取扱高シェアは1%にも満たず、シェア拡大による大きな成長ポテンシャルを持つ。こうした市場環境のなかで同社は、「ポートフォリオ戦略」を推進することで収益拡大を目指す方針だ。ポートフォリオ戦略としては「販売チャネルのポートフォリオ」と「収益のポートフォリオ」の2つの観点で推進する。「販売チャネルのポートフォリオ」は、直営店による対面販売、通信及びインターネット販売、協業による提携代理店への送客、オンラインビデオ通話システムを使った販売など、多様な販売チャネルを活用する。加えて、生成AIやアバターも活用しながら最適なチャネルを通じて保険商品の販売を効率的に伸ばす戦略だ。

また「収益のポートフォリオ」とは、保険に関わるあらゆる収益機会(保険代理店、メディア/メディアレップ、再保険、ASP)にアプローチすることで安定性の高い収益基盤を構築し、業容拡大を図る戦略である。同様のビジネスモデルを構築している企業はほかにないため、この戦略は同社の強みにもなる。目標とする経営指標は、売上高経常利益率20%以上、ROE20%以上、自己資本比率80%以上を掲げている。まずは2025年9月期の下期に黒字化を達成し、2026年9月期からの成長軌道復帰を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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