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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/07/15 14:45, 提供元: フィスコ E・Jホールディングス---25年5月期は2ケタ増収・増益、期末配当金の増配を発表*14:45JST E・Jホールディングス---25年5月期は2ケタ増収・増益、期末配当金の増配を発表E・Jホールディングス<2153>は14日、2025年5月期連結決算を発表した。売上高は前期比14.8%増の427.05億円、営業利益が同3.1%増の44.81億円、経常利益が同0.8%増の46.33億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.6%増の32.03億円となった。 第5次中期経営計画の最終年度となる当期において、「売上高385億円、営業利益48.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益33.5億円、自己資本利益率(ROE)10%以上」という中期経営計画の各目標数値を達成するため、既存事業強化とサービス領域の拡充、多様化するニーズへの対応力強化、環境変化に柔軟に対応できる経営基盤の構築の3つの基本方針のもと、事業戦略強化と事業領域の拡大、バリューチェーンの全社最適化と経営管理機能の強化、資本コストや株価を意識した経営、サステナビリティへの取り組みの4点をグループ全体の取組みとして重点的に進め、一定の成果を上げてきた。 当年度の経営成績は、2024年9月30日付で完全子会社化した東京ソイルリサーチの2024年10月から2025年5月迄の8ヶ月間の業績を連結決算に取り込んだこともあり、受注高は前期比15.2%増の446.51億円、生産高は、手持ち業務の着実な消化に努めたことにより、同15.7%増の431.48億円、売上高については、大型案件を含む一部業務の工期延伸等があったものの、期初計画を上回る水準を確保した。損益面においては、全社を挙げて生産性向上に努めたものの、既存のグループ会社における処遇改善に伴う人件費上昇や協力会社に対する発注単価見直しによる原価率上昇要因を完全には吸収しきれなかったこと、また、「のれん」の償却費用等の発生による販売費及び一般管理費の増加もあり、前年度実績は上回ったものの、期初計画をわずかに下回る結果となった。 また、同日に、2026年5月期から2028年5月期までの第6次中期経営計画「E・J-Plan2027」を公表し、最終年度の数値目標として、売上高500.00億円、営業利益59.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益39.00億円、ROE10%以上としている。 2026年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.1%増の470.00億円、営業利益が同11.6%増の50.00億円、経常利益が同3.6%増の51.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.6%増の33.50億円を見込んでいる。 また、2025年5月期の期末配当金について、業績等の状況を総合的に勘案した結果、1株あたり2.00円増配の42.00円とすることを発表した。中間配当25.00円と合わせて年間の配当金は67.00円となる見通し。次期の配当については、年間配当69.00円(中間配当25.00円、期末配当44.00円)としている。 《AK》 記事一覧 |