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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/07/11 13:30, 提供元: フィスコ ALiNKインターネット---1Qは2ケタ増収・営業利益は黒字化、tenki.jp事業の利益が順調に推移*13:30JST ALiNKインターネット---1Qは2ケタ増収・営業利益は黒字化、tenki.jp事業の利益が順調に推移ALiNKインターネット<7077>は10日、2026年2月期第1四半期(25年3月-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比32.1%増の2.47億円、営業利益が0.05億円(前年同期は0.03億円の損失)、経常利益が同283.5%増の0.07億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.03億円(同0.30億円の利益)となった。 tenki.jp事業の売上高は前年同期比10.0%減の1.47億円、セグメント利益は同8.4%増の0.65億円となった。当第1四半期のPV数は、3月に入ってから都内での降雪が観測されるなどの気象要因が寄与したが、4月以降は昨年と比べ降雨日数が少なく前年同期比94.3%の14億PVとなった。一方で、PV当たり広告単価は、依然として低迷基調となったが、2024年7月にGoogle社のWebブラウザのChromeにおける3rd Party Cookieの利用廃止が撤回されたこともあり、前年同期比103.8%となっている。費用面に関しては、将来の売上高及び利益の向上を目的として、新たな収益モデルの構築に向けた人件費や開発費等の投資を継続している。 IPプロデュース事業の売上高は0.63億円、セグメント損失は0.25億円となった。前第1四半期において、「温泉むすめ」のコンテンツプロデュースを行うエンバウンドの全株式を取得し連結の範囲に含めたことにより、「IPプロデュース事業」を開始した。なお、前第1四半期においては、貸借対照表のみを連結しており、前年同期のセグメント損益においては取得関連費用0.25億円に伴うセグメント損失0.25億円を計上している。当第1四半期においては、温泉地でしか購入できない「温泉むすめ」のグッズ販売や温泉地の魅力を発信するイベントの開催等は、計画に対し順調に推移したが、のれん償却額0.08億円を計上した。 その他の事業の売上高は同53.9%増の0.36億円、セグメント利益は同78.5%増の0.21億円となった。太陽光コンサルティング事業については、太陽光発電設備のセカンダリー市場において、一時的に太陽光発電設備を保有することにより、売電収入を得ている。また、ダイナミックプライシング事業については、PoC(実証実験)として、首都圏においてレンタルスペースの運営を行っている。 2026年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.4%増の10.16億円、営業利益が同56.2%減の0.19億円、経常利益が同34.1%減の0.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同98.3%減の0.01億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》 記事一覧 |