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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/03/28 15:07,
提供元: フィスコ
不二精機 Research Memo(7):2025年12月期は増収及び2ケタの経常増益を見込む
*15:07JST 不二精機 Research Memo(7):2025年12月期は増収及び2ケタの経常増益を見込む
■不二精機<6400>の今後の見通し
1. 2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の連結業績は、売上高8,819百万円(前期比6.9%増)、営業利益405百万円(同0.0%増)、経常利益367百万円(同11.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益226百万円(同62.3%増)を見込んでいる。国内に加え中国市場を中心に医療用精密金型の大幅拡大を見込むも、一方で自動車向け精密成形品の売上げ減を想定している。利益面では材料費の高止まり、円安一巡から売上総利益率は若干低下の見込みであり、EV用部品等の開発が本格化することから販管費は増収効果でも販管費比率は横ばいに留まるとして、営業利益も横ばいの見通しとしている。経常利益は為替変動分を加味せず、増益を見込む。
2. 事業別見通し
事業別売上高の見通しは、射出成形用精密金型及び成形システム事業が売上高3,438百万円(前期比33.5%増)、精密成形品その他事業が5,381百万円(同5.2%減)を見込んでいる。射出成形用精密金型及び成形システム事業は注力している医療用・食品容器用が2,479百万円(同89.8%増)と、前期の受注残高1,406百万円(同32.4%増)の消化と海外でのダイアライザー用金型の大型受注獲得から売上げ拡大を見込んでいる。
精密成形品その他事業は、注力している自動車向けを4,463百万円(前期比2.9%減)と見込んでいる。近年の自動車販売の伸び悩みと円安一服から、2輪向けは堅調な見通しも全体として微減収を見込み、控え目な予想としている。
利益面では原材料費の高止まりや円安効果が一巡する見通しで、売上総利益率を前期比0.3ポイント悪化の19.1%を前提とし、売上総利益は同5.2%増に留まるとしている。また販管費ではEV関連の開発や人件費などの増加により、販管費比率が前期並みの14.5%として、営業利益で横ばいを予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
《HN》
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