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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/02/14 19:53, 提供元: フィスコ ミガロHD---3Qは2ケタ増収、DX推進事業・DX不動産事業ともに売上高が順調に増加*19:53JST ミガロHD---3Qは2ケタ増収、DX推進事業・DX不動産事業ともに売上高が順調に増加ミガロホールディングス<5535>は5日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比24.1%増の403.40億円、営業利益が同4.1%減の23.43億円、経常利益が同12.0%減の18.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.6%減の12.98億円となった。 DX推進事業の売上高は前年同期比41.2%増の26.44億円、営業損失は0.56億円(前年同期は0.49億円の損失)となった。顔認証プラットフォームサービス(FreeiD)事業では、顔認証ソリューションのマンションへの導入が拡大し、足許で150棟を超えるマンションに導入されており、第2四半期末から大きく拡大している状況となっている。顔認証ソリューションのマンション導入については、マンションへの標準採用(標準仕様化)を決定しているディベロッパーの案件も順調に増えていることから、今後も導入実績が拡大することが想定されている。企業のDX支援においても、グループ内のスキル・ノウハウ・実績を相互に活用することによる受注案件の増加や人材交流による効率的な案件対応など、事業自体の拡大とグループ内シナジーの発揮がともに見られる状況となっている。企業のDXを支援する事業は、成長戦略の中心にエンジニアを擁する企業のM&Aをおいているが、当第3四半期累計期間においても1社エンジニアを30名超擁する企業のM&Aを実現し、当第3四半期より業績貢献がされはじめ、今後は生産性を向上するPMI(Post Merger Integration:買収後の統合)を行い、これを活かしたM&Aをさらに実行すべく活動している。 DX不動産事業の売上高は同23.0%増の377.70億円、営業利益は同6.4%減の31.35億円となった。同事業は、適切かつ積極的な在庫仕入れと当事業のコアとなるDX不動産会員のニーズへの的確な対応、社内組織強化・営業担当者スキル向上による生産性向上などにより、販売数を順調に拡大し、これをストック収入となる手数料の増加などにつなげ、順調に事業拡大をしている状況にある。なお、当第3四半期末におけるDX不動産会員数及び当第3四半期累計期間における商品別の提供数については、DX不動産会員数183,035人、新築マンションブランド「クレイシア」シリーズ等234戸、中古マンション719戸、新築コンパクトマンションブランド「ヴァースクレイシア」シリーズ等129戸、都市型アパートブランド「ソルナクレイシア」シリーズ6棟となっている。また、ストック収入のベースとなる管理戸数も着実に拡大し、ストック収入も着実に増加している。 2025年3月期通期については、売上高が前期比19.5%増の510.00億円、営業利益が同6.0%増の26.50億円、経常利益が同2.8%増の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%増の13.00億円とする11月7日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。 《AK》 記事一覧 |