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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/09/05 11:46, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):ヤマトインター、キオクシアHD、AZ丸和HDなど*11:46JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ヤマトインター、キオクシアHD、AZ丸和HDなどミライアル<4238>:1180円(+68円) 大幅続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の2.6億円から3.3億円、前年同期比60.4%減に引き上げ。成形機事業が受注状況及び部品供給の安定により一定の工場稼働率を維持したこと、プラスチック成形事業の製品出荷増加に伴う工場稼働率の向上などを上振れの背景としている。第1四半期決算時に上半期業績見通しを発表し、その後株価は低迷が続いていたため、ポジティブな反応が先行へ。 ヤマトインター<8127>:472円(+61円) 大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、投資運用会社であるシルバーケイブの保有比率が5.73%となり、大株主に浮上したことが明らかになっている。保有目的としては、純投資又は場合により重要提案行為を行う可能性があるとしている。なお、シルバーケイブはほかに、デジタルHD、インターアクション、マーキュリアなどの大株主に名を連ねている。 AZ丸和HD<9090>:1091円(-104円) 大幅続落。2030年満期ユーロ円CB220億円の発行を発表している。転換価額は1434円で前日終値に対するアップ率は20.0%となる。行使期間は25年10月6日から30年9月9日まで。潜在株比率は11.39%になるもよう。資金使途の中心は2025年満期ユーロ円CBの借入資金として充当するもよう。2025年満期CBは転換価額が2592.9円で、これまで株式に転換されていなかった。 コニカミノルタ<4902>:537.2円(+23.5円) 大幅反発。半導体工場などで使う産業用インクジェット部品の新製品を発売したと発表している。合成樹脂を溶かすような材料でも精密に塗布できるのが強みとなるようだ。半導体やペロブスカイト太陽電池などは、生産の過程で合成樹脂を溶かす性質を持つ材料を塗布することがあるとされており、「ペロブスカイト太陽電池」市場の拡大に伴い、活躍余地が広がっていくとの期待が先行しているようだ。 キオクシアHD<285A>:3010円(+384円) 大幅続伸。前日の米国市場ではサンディスクが約18%の急伸となっている。同社とサンディスクは、NAND型フラッシュメモリを共同で開発・製造する提携関係にあり、同社株の刺激材料にもつながっているとみられる。トランプ大統領は前日、米国に生産拠点を移転しない半導体企業からの輸入に関税を課す考えを示しているもようであり、サムスンやSKハイニックスなど他のフラシュメモリ大手との競争環境の改善が想定されているもよう。 アクリート<4395>:1107円(+47円) 続伸。4日の取引終了後に、CustIntCo Pte Ltd.(シンガポール)との資本業務提携に向けた基本合意を発表し、好材料視されている。CC社がOEM提供する同社製品「ANOTHER AI(アナザーアイ)」の販売展開において、CC社のグローバルネットワークの活用や製品のユーザビリティの向上を図る共同開発などにより、相互関係性の質を高め強化するための提携としている。なお、出資に係る株式の取得価格及び出資(持分)比率等については、現段階で未定という。 ナイル<5618>:450円(+15円) 反発。オリックス自動車との協業を深化し車買取領域を拡張した。オリックス自動車の個人向けカーリース審査通過者に対し、乗り換え前の既存の車両について、同社のオンライン完結型車買取サービス「車買取カルモくん」を案内する取り組みを9月1日より開始した。「車買取カルモくん」は現車確認不要・完全オンライン・価格保証といった特長を備え、透明性高く安心できる体験を提供しており、オリックス自動車のカーリース顧客に対し車買取サービスを追加で提案できることで、新たな収益機会を獲得したとしている。 グリーンエナ<1436>:2460円(+49円) 続伸。子会社であるグリーンエナジー・プラスが、イーレックスと宮崎県串間市における系統用蓄電池施設(定格出力1,998kW、公称容量8,128kWh)の受注契約を締結し、好感されている。系統用蓄電池は、再生可能エネルギーの発電量変動を調整し、電力系統の安定化を図るために活用される大容量蓄電システム。近年の脱炭素社会の推進に伴い、電力の需給調整を行う蓄電池の重要性が高まっており、同社はこの分野におけるリーディングカンパニーとして、最適なソリューションを提供していくとしている。 《ST》 記事一覧 |