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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/07/25 11:59, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):マネーフォワード、信越化、ブルーイノベなど*11:59JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):マネーフォワード、信越化、ブルーイノベなど三菱自 <7211>:405.9円(-34.8円) 大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は56億円で前年同期比84.1%の大幅減益となり、130億円程度であった市場予想も大きく下回る水準に。通期予想の1000億円、前期比28.0%減は据え置いているが、下振れは意識される状況とみられる。米国での関税支払額などが重しとなっているほか、米国関税政策に伴う他地域での競争激化も進んでいるもよう。自動車関税引き下げで直近急伸した反動も強まる形に。 信越化<4063>:4533円(-470円) 大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は1668億円で前年同期比12.7%減となり、市場予想は100億円程度上回ったとみられる。一方、今回公表した26年3月期通期予想は6350億円で前期比14.4%減の見通しとしている。コンセンサスは7400億円程度であったため、想定外の2ケタ減益見通しに。生活基盤材料セグメントの悪化を見込んでいるもよう。なお、シリコンウエハーに関しては想定よりも堅調推移との見方。 イクヨ<7273>:729円 ウ - ストップ安売り気配。予定していたアプレの子会社化中止、それに伴う業績予想の修正を発表しいている。現在の株式保有者から「違約金10億円の支払いを条件に契約を解除したい」との申し出があり、その後の協議が平行線をたどっていることが背景のようだ。26年3月期業績は子会社化を前提としていたため、上半期営業損益は従来の0.4億円の黒字から0.7億円の赤字に、通期では12.7億円の黒字から4.5億円の黒字に下方修正している。 マネーフォワード<3994>:6040円(+840円) 大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、バリューアクト・キャピタルが5.62%を保有する大株主になったことが明らかになっている。保有目的は、純投資及び経営陣への助言又は状況に応じて重要提案行為等を行うこととしている。バリューアクトは米国のアクティビイスト投資ファンド。取締役の派遣などによって、内部から企業価値向上を目指すスタイルとされている。 太平洋工<7250>:1641円 カ - 買い気配。MBOを実施して株式の上場を廃止する方針を固めたことがわかったと報じられている。創業家などが出資する特別目的会社が1株2000円程度で月内にもTOBを実施、TOB価格は前日終値を4割程度上回るもよう。TOB価格とされる2000円程度を目指す動きに。電動化など自動車産業が変革期を迎える中、株式の非公開化で長期的視点の経営に切り替えていく方針のようだ。会社側では、本日開催の取締役会に付議する予定としている。 ファンデリー<3137>:478円(-14円) もみ合い。24日の取引終了後に、「コープデリ」の宅配サービスにおいて国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」の販売を開始したことを発表した。「コープデリ」の宅配サービスは生活協同組合が運営しており、1都7県(東京都、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、新潟県)の375万世帯に利用されている。今回の取引を通じて、「旬をすぐに」の販売拡大に繋げていくとしており、買い先行も上値は重い。 リボミック<4591>:97円(+1円) 反発。24日の取引終了後に、軟骨無形成症治療薬umedaptanib pegolに対する希少疾病用医薬品等試験研究助成金交付が決定したことを発表し、好材料視されている。同社は、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所が所管する令和7年度希少疾病用医薬品等試験研究助成事業において、2,203万円の助成金交付決定通知書を受領した。今回の助成金交付を受け、同社は引き続きumedaptanib pegolの製造販売承認取得に向けた開発を加速して進めていくとしている。 ブルーイノベ<5597>:2192円(+297円) 続伸。奈良市で屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」を活用した下水道管渠内調査を実施した。25年1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、国土交通省が全国の自治体に対して要請した下水道施設の緊急調査を背景とするもので、調査におけるデジタル技術の活用が求められる中、将来の活用に向けた検証の一環として実施され、「ELIOS 3」は、下水道をはじめとした閉鎖空間点検において、作業員が危険箇所に立ち入ることなく、安全かつ効率的に調査を完了できる技術として高く評価された。 《ST》 記事一覧 |