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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/06/12 11:51, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):住友ファーマ、ANYCOLOR、プロレドなど*11:51JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):住友ファーマ、ANYCOLOR、プロレドなど住友ファーマ<4506>:1035円(+150円) ストップ高。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価は560円から1200円にまで引き上げている。研究開発投資の原資確保に資する既存品の売上成長、中長期的な株主還元力のさらなる回復に資する新薬の研究開発進展などに伴い、幅広い投資家による株価評価の改善が進む可能性は高いとみているもよう。26年3月期営業利益は前期比2.5倍の708億円を予想、28年3月末の復配を想定しているようだ。 プロレド<7034>:562円(+80円) ストップ高。グループ会社であるブルパス・キャピタルが運営するファンドの投資先のExitに係る損益表示を、これまでの営業外損益から売上高へ変更することになったとし、25年10月期業績予想の修正を発表している。営業損益は従来予想7.6億円の赤字でったが、一転、20.4億円の黒字に上方修正。また、未定としていた経常利益予想に関しても20.4億円の黒字予想としている。想定以上の業績インパクトと捉えられているようだ。 邦チタニウム<5727>:1261円(+141円) 大幅続伸。一部で、JX金属社長のインタビュー報道が伝わっている。その中では、親子上場関係にある持分法適用会社の同社との資本関係を見直す必要性を認識しており、今後の選択に完全子会社化や完全売却の可能性が含まれることを明らかにしたとされている。株式保有を通じて技術的なシナジーがある半面、スポンジチタンなど必ずしもそうではない面があるとも説明のもようだが、再編プレミアムを織り込む動きが先行へ。 ANYCOLOR<5032>:4785円(+690円) 一時ストップ高。前日に25年4月期の決算を発表、営業利益は163億円で前期比31.7%増となり、従来予想の154億円を上振れる着地になっている。また、26年4月期は190-200億円のレンジ予想、2ケタ増益の継続を見込んでいる。引き続きコマース領域の牽引を見込んでいるようだ。なお、配当方針として配当性向30%以上を目安にするとしており、26年4月期配当金は前期比5円増の70円を計画している。 gumi<3903>:640円 カ - ストップ高買い気配。前日に25年4月期の決算を発表している。営業損益は3.7億円の黒字となり、前期50.4億円の赤字から黒字転換。モバイルオンラインゲーム事業における外注費や広告費の減少、ブロックチェーン事業における開発コストの減少などが背景。第3四半期までの進捗からは大きなサプライズはないとみられる。一方、約10億円のビットコイン購入完了、SBIHDと上場暗号資産運用ファンドの組成開始発表などは今後の期待材料に。 ポート<7047>:1866円(+43円) 続伸。系統用蓄電所事業の参入に向け、第一弾としてポート群馬伊勢崎蓄電所の商業運転を開始し、同事業の本格的な検証をスタートした。系統用蓄所事業は大規模な電力網に直接接続される蓄電システム。電力の需給バランスを調整する役割を担うことで、太陽光発電や?力発電などの再生可能エネルギーが拡大される中、今後ますます需要の拡大が見込まれる事業となる。26年3月期の系統用蓄電所事業における収益を計画数値としては保守的な想定で見込んでおり、初年度は赤字前提で業績予想に織り込んでいる。 カルナバイオ<4572>:360円(+12円) 続伸、年初来高値更新。同社が創出した新規脂質キナーゼDGKα阻害剤のプログラムに関連して、導出先であるギリアド・サイエンシズとの共同出願特許について日本国特許庁より特許査定を受けたと発表した。契約締結時に一時金として0.20億ドル(約21億円)を受領したほか、開発状況や上市などの進捗に応じて追加的に最大で4.50億ドル(約630億円、1ドル140円で換算)のマイルストーン・ペイメントを、さらに、同プログラムにより開発された医薬品の上市後の売上高に応じたロイヤリティを受け取る。 pluszero<5132>:3510円(+45円) 続伸。11日の取引終了後に25年10月期第2四半期の業績を発表し、好材料視されている。売上高は7.97億円(前年同期比+37%)と通期目標+35%を上回り、下期偏重の計画の中で通期進捗率も48%と順調に推移、営業利益は2.90億円(前年同期比+105%)で、営業利益率は36%と業績予想を上回った。同社の所属する業界においてAI等の最新技術への関心が益々高まっており、製造業顧客及び情報通信業顧客向けのソリューションの提供を中心にプロジェクト型の契約件数等が堅調に増加した。 《ST》 記事一覧 |