|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/05/27 17:25,
提供元: フィスコ
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米減速懸念一服も不透明感でドル買い縮小
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米減速懸念一服も不透明感でドル買い縮小
27日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米消費者信頼感指数など経済指標が改善すれば、ドル買い材料となる見通し。ただ、欧米貿易交渉や米財政運営の不透明感で、ドル買いは限定的となりそうだ。
前日は英米市場の休場で薄商いのなか、米国と欧州連合(EU)の貿易交渉を注視する展開となった。米トランプ政権はEUからの輸入品に50%の関税を課す方針を示したが、措置の延期を表明するとドル買い地合いに。ただ、交渉の行方は不透明でドル買いはその後縮小。ユーロ・ドルは1.1380ドル台に持ち直し、ドル・円は142円70銭台に失速した。本日アジア市場で日銀総裁発言を手がかり円買いに振れ、ドル・円は142円前半に軟化した。
この後の海外市場は米国の関税政策や経済指標が手がかり。高関税による経済への悪影響が懸念されるなか、今晩発表の耐久財受注は前回から悪化が予想される。一方で住宅関連指標は横ばい、消費者信頼感指数は改善が期待されドル売りを抑制しそうだ。ただ、大型減税で財政悪化への警戒は根強く、金利高(債券安)に追随して株安に振れればドル買いは後退。一方、トランプ政権はドル安政策に否定的だが、ドル高・円安是正の思惑から下押し圧力は続くだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・4月耐久財受注(予想:前月比−7.8%、3月:+7.5%)
・22:00 米・3月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(予想:前年比+4.5%、2月:+4.5%)
・23:00 米・5月CB消費者信頼感指数(予想:87.0、4月:86.0)
《CS》
記事一覧
2025/05/28 15:31:日経平均大引け:前日比1.71円安の37722.40円
2025/05/28 15:19:東京為替:ドル・円は小安い、米金利は伸び悩み
2025/05/28 15:11:豆蔵:AIロボティクスに重点、ROE50%、配当利回り4%超、利益成長30%へ
2025/05/28 15:10:プロパスト---東京都北区中里の販売用不動産を売却
2025/05/28 15:08:ククレブ・アドバイザーズ---地主との業務提携によりCREソリューション事業を強化
2025/05/28 15:05:セレンディップ・ホールディングス---産学官連携による共同研究でリサイクル材料の農業分野進出を加速
2025/05/28 15:02:出来高変化率ランキング(14時台)〜REVOLUTI、ホットリンクなどがランクイン
2025/05/28 14:53:日経平均は110円高、米エヌビディア決算などに関心
2025/05/28 14:52:FCE---常陽銀行の子会社、常陽コンピューターサービスと提携
2025/05/28 14:51:東京為替:ドル・円は小動き、全般的に動意薄
2025/05/28 14:49:サンフロンティア不動産---経団連生物多様性宣言に賛同しイニシアチブに参画
2025/05/28 14:48:フルサト・マルカホールディングス---北米におけるEUREKA ROBOTICS製品取扱開始
2025/05/28 14:46:タイミー---新潟県五泉市とスポットワークで包括連携協定を締結
2025/05/28 14:45:中西製作所---広島県安芸郡海田町へ企業版ふるさと納税
2025/05/28 14:43:アンジェス---慢性椎間板性腰痛症治療用NF-kBデコイオリゴDNAの米国における後期第1相臨床試験結果の論文発表
2025/05/28 14:42:安川電---続伸、株価の割安感台頭として国内証券では格上げ
2025/05/28 14:33:任天堂---直近の調整幅をリプレイスしたターゲットは13960円
2025/05/28 14:20:ハピネット---大幅反発、増益計画や豊富なカタリスト評価で国内証券が目標株価上げ
2025/05/28 14:08:日経平均VIは低下、株価伸び悩むも警戒感は緩和
2025/05/28 14:05:出来高変化率ランキング(13時台)〜ミライロ、トウキョベースなどがランクイン
|