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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/05/21 11:41, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):グローバルリンク、ブイキューブ、かっこなど*11:41JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):グローバルリンク、ブイキューブ、かっこなどセブン銀行<8410>:269.5円(-7.5円) 大幅反落。セブン&アイHDが同社の一部株式について、伊藤忠商事への売却を検討していることがわかったと伝わり、前日は急伸する展開となっていた。ただ、本日は利食い売りが優勢のとなる展開に。もともと、セブン&アイでは同社株式の保有比率低下方針を示しており、売却先候補としては伊藤忠の名前も挙がっていたとみられる。株式の一部売却にとどまる公算が大きいことで、再編プレミアム付与への期待などはやや低下の方向とも。 ブイキューブ<3681>:160円(-13円) 大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は7.1億円の赤字となり、前年同期比8.3億円の損益悪化となっている。また、米子会社であるTENを連結範囲から除外する方針を決定したことで、未定としていた業績予想も公表、上半期営業損益は8億円の赤字、25年12月期通期では7億円の赤字見通しとしている。TENにおいて第1四半期に計上した株式報酬費用の計上などが収益悪化の主因となるもよう。 グローバルリンク<3486>:1855円(-210円) 大幅続落。110万株の株式売出、16万5000株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。代表取締役社長の金氏が売出人となる。流動性の向上や株主層の拡大が主目的となる。目先の需給悪化を警戒する動きが先行へ。一方、25年12月期の年間配当金を従来の72.5円から77.5円に引き上げること、発行済み株式数の1.12%に当たる18万株、3億円を上限とする自社株買いの実施なども発表している。 東京海上<8766>:5644円(-156円) 大幅続落。前日に25年3月期の決算を発表している。修正純利益は1兆2150億円で前期比71%増となり、従来計画比100億円上振れ。一方、26年3月期は1兆1000億円で同9%減の見通しとなっている。政策保有株式売却額が前期の9220億円から6000億円に減少する見通しのようだ。一方、年間配当金は前期比38円増の210円を計画し、上限1100億円の自社株買いも発表。自社株買いは年間通じ2200億円を実施方針としている。 ソシオネクスト<6526>:1918円(+96円) 大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価は2600円としている。今下期からのAutomotive分野での中国向けADAS製品の立ち上がり、27年3月期での北米データセンター向け製品御の寄与で、業績は今上期をボトムに回復、拡大局面入りするとみているもよう。26年3月期営業利益は会社計画140億円に対し190億円、27年3月期は320億円を予想。直近で株価が下落する中で、投資妙味は高まっていると指摘。 ブルーイノベ<5597>:835円(+25円) 大幅に反発。自治体向けに開発した「BEPポート 防災システム」の本格提供を開始したと発表している。20日に千葉県一宮町で同システムを活用した津波避難広報システムの完成記念式典が開催された。津波対策としては宮城県仙台市に続く2例目の社会実装。Jアラート(全国瞬時警報システム)と連動し、災害発生時の避難広報及び現場の状況把握を自動化することで、迅速かつ的確な初動対応を可能にする次世代型防災ソリューション。 AnyMind<5027>:568円(+46円) 大幅に続伸。ショート動画プラットフォーム「TikTok」内で商品を直接購入できる「TikTok Shop」の日本国内でのブランド企業向け支援サービスを開始すると発表している。TikTok Shopは、動画・LIVE配信・広告などのコンテンツから商品ページへ遷移し、閲覧から購入・決済までをTikTok内で完結できる点が特長。これに併せ、TikTok for Businessとの共催による無料セミナーを6月12、19日に開催する。 かっこ<4166>:883円(+139円) 年初来高値。売れるネット広告社グループ<9235>が同社連結子会社とかっこがD2C(ネット通販)事業者向けランディングページ特化型クラウドサービスで協業を強化したと発表している。かっこが提供する不正検知サービス「O-PLUX Payment Protection」との連携を深め、D2C事業者の利益を守る「不正検知ロジック」の共同開発・展開を本格的に推進するという。売れるネット広告社グループも買いが先行している。 《ST》 記事一覧 |