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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/02/21 11:53, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):クロスキャット、フジプレアム、エンビプロHDなど*11:53JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):クロスキャット、フジプレアム、エンビプロHDなどartien<4634>:3105円(+114円) 大幅反発。中期経営計画における資本政策の一部見直しを前日に発表している。26年12月期に向け、当初ROE7%以上としていた目標を8%以上の達成を目指していくとしている。また、市場成長鈍化のLiB関連に関して投資予定金額を減額し、一方で、新たに100億円の戦略投資枠を設定するほか、株主還元に関しても、当初の200億円以上という目標から400億円以上に引き上げ、追加の自己株式取得などを検討するとしている。 フジプレアム<4237>:383円(+47円) 大幅続伸。世界初のペロブスカイト太陽電池セル専用製造ラインを完成させたサウレ社、及び、サウレ社の株主で日本・アジアにおける独占販売権を持つHISとの協業に着手すると発表している。サウレ社と同社のコア技術を用いたペロブスカイト太陽電池の製品開発を行うとともに、製造についても相互に支援を行っていくもよう。また、成果次第では3社で生産能力を増強するための広範な協力関係に進む可能性をあるとしている。 相鉄HD<9003>:2291円(-116.5円) 大幅続落。847万9900株の株式売出、並びに、127万1900株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。小田急電鉄や大林組、主要金融機関などが売出人となる。売出価格は3月3日から6日までの間に決定。短期的な需給の悪化を警戒する動きが優勢に。一方、発行済み株式数の2.04%に当たる200万株、50億円を上限とする自社株買いの実施を発表、株式売出による短期的な需給悪化を緩和することが目的。 エンビプロHD<5698>:427円(+43円) 大幅反発。発行済み株式数の6.60%に当たる200万株、10億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は3月7日から8月7日まで。資本効率の向上を図り、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを取得目的としている。当面の需給面での下支えにつながるものとして評価、安値圏にある株価の見直し材料へとつながっている。 クロスキャット<2307>:1213円(+168円) 大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来の15.8億円から17.5億円、前期比15.6%増に引き上げ。コア事業である金融、官公庁・自治体・公共企業向けの案件が好調に推移しているもようだ。年間配当金も従来予想、並びに前期実績である28円から31円に引き上げ。第3四半期までの推移から上振れ期待はあったとみられるが、足元の株価調整もあってポジティブな反応が優勢に。 地盤ネットHD<6072>:174円(-1円) 買い先行も値を消す。20日の取引終了後に子会社の地盤ネットが、日本蓄電池が進める系統用蓄電池の建設プロジェクトにおいて、現場測量・整地・地盤調査及び解析・防音フェンス等建設資材提供を含む総合支援サービスを提供することを発表している。現在大手電力会社との商談も進行中で、中期経営計画(FY2025〜2027)の戦略に沿って、エネルギー関連分野をはじめとする成長市場へ積極的に参入し、事業領域の拡大を進め、企業価値のさらなる向上に努めるとしている。 ティムス<4891>:219円(-22円) 大幅続落。20日の取引終了後にTMS-007(JX10)の中国における治験申請について申請が承認されたことを発表したが、上値は重い。この臨床試験は、ORIONと名付けられたCorxel Pharmaceuticalsが主導して行うグローバル治験であり、発症から4.5〜24時間以内の急性期脳梗塞(AIS)患者を対象として、TMS-007(JX10)による機能改善効果を評価するために実施するものである。同社は、日本におけるパートナーとしてORION治験に参加する予定という。 サイバー・バズ<7069>:786円(+2円) 反発。CARTA HOLDINGSとの業務提携契約締結を発表した。デジタルマーケティング事業に関して緊密な業務提携を行うことにより、双方が有する経営資源、経営ノウハウの有効活用、事業効率の向上等を図り、両社グループの保有するリソースの相互活用によるシナジー発揮を図り、両社グループ間のビジネス拡大、ならびに両社グループの持続的な企業価値向上を目指す。業務提携を行うにあたり、両社グループの関係性を更に強固なものとするため、サイバー・バズが無担保社債を発行しCARTAが引き受ける。 《ST》 記事一覧 |