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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/17 16:37,
提供元: フィスコ
メキシコペソ円今週の予想(12月15日) サンワード証券の陳氏
*16:37JST メキシコペソ円今週の予想(12月15日) サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、メキシコペソ円について、『18日の会合では利下げが予想されているが、利下げサイクルの終了が近いとの見方から堅調に推移しそうだ』と述べています。
続けて、『11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.80%上昇し、前月の3.57%から伸びが加速した。変動の大きい食品とエネルギー価格を除くコア指数は前月比0.19%、前年比では4.43%それぞれ上昇し、ともに市場予想を上回った』と伝え、『モノのインフレ率は予想以上の勢いで再び加速しているようで、増税の可能性に伴い、来年初めにインフレが再来する可能性が高まっている。ただ、インフレ率は引き続き、中銀目標である3%プラスマイナス1%ポイントの範囲内に収まった』と解説しています。
次に、『メキシコ中央銀行は第3四半期報告で、今年の国内総生産(GDP)伸び率予想を0.3%とし、前回の0.6%から引き下げた。26年の成長率予想は1.1%に据え置き、27年は2.0%と予想した。同国は引き続き、世界貿易の不確実性に苦しんでいる』と述べています。
そして、『メキシコ中銀は11月、国内経済の弱さが意識されるものの、コアインフレ率の高止まりが懸念されることから、政策金利を2022年以来の低水準となる7.25%に引き下げた』と伝え、『18日の会合でも追加利下げが予想されているが、インフレ加速の懸念から、打ち止め感が出てくる可能性もある。その後の利下げはよりデータに左右されることになりそうだ』と考察しています。
メキシコペソ円の今週のレンジについては、『8.45円〜8.75円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月15日付「メキシコペソ円今週の予想(12月15日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
《CS》
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