|
|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/03/10 07:44,
提供元: フィスコ
NYの視点：【今週の注目イベント】米アルミ関税、政府機関閉鎖リスク、米CPI、PPI、JOLT、加中銀など
*07:44JST NYの視点：【今週の注目イベント】米アルミ関税、政府機関閉鎖リスク、米CPI、PPI、JOLT、加中銀など
今週は引き続きトランプ政権の関税政策の行方に注目が集まる。鉄やアルミへの関税が発動される。また、14日にはバイデン大統領が署名したつなぎ予算案の期限がくるが、もし、議会で合意がなければ米国政府機関閉鎖リスクがドル売り圧力となる可能性がある。
重要なインフレ指標となる米2月の消費者物価指数（CPI）や生産者物価指数（PPI）、JOLT求人件数に注目が集まる。CPIはディスインフレを示すと予想されているほか、1月の求人件数は760万件と横ばいの見通し。連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長は7日、2月雇用統計後の講演で、様々な不透明感にかかわらず、経済が良好であるとの見解を示した。インフレも引き続き鈍化基調であると指摘。労働市場も依然堅調で、均衡しているとの見解を維持した。FRBの政策が関税などの不透明感やリスクに対処できる良い位置にあり、早急に政策を修正する必要性がないとし、当面政策を据え置く姿勢を再表明。3月会合でも政策据え置く見込みとなっている。指標で、サプライズがない限り、FRBの政策が大きく修正される可能性は少なく、ドルの下値は限定的か。
議長は短期的に関税がインフレ期待を押し上げる可能性に言及。しかし、重要なのは長期インフレ期待動向を指摘しており、NY連銀調査やミシガン大消費者信頼感指数でのインフレ期待動向に注目される。
カナダ中銀は、金融政策決定会合で、政策金利を0.25％引き下げる見通し。貿易政策の不確実性や米トランプ政権の関税の脅威が成長と雇用への下振れリスクとなっていることが背景となる。
■今週の主な注目イベント
●米国
10日：NY連銀インフレ期待
11日：JOLT求人
12日：CPI、EUの鉄・アルミに25％関税賦課
13日：PPI、週次失業保険申請件数
14日：ミシガン大消費者信頼感指数、支出期限
●欧州
10日：独鉱工業生産、EU財務相会合
13日：ユーロ圏鉱工業生産
14日：独CPI
●日本
11日：GDP、支出
●加
12日：金融政策決定会合
●英
14日：鉱工業生産
《CS》
記事一覧
2025/03/10 13:04:後場の日経平均は175円高でスタート、東エレクやトヨタ自などが上昇
2025/03/10 12:56:ｉｓｐａｃｅ---反発、スペースデータと戦略的協業を開始
2025/03/10 12:52:良品計画---大幅続落、中国デフレ懸念などで利食い売り優勢に
2025/03/10 12:51:邦チタニウム---大幅続伸、防衛関連の出遅れとして関心が向かう
2025/03/10 12:42:日経平均寄与度ランキング（前引け）〜日経平均は反発、アドバンテと東エレクの2銘柄で約90円押し上げ
2025/03/10 12:40:シュッピン---2025年2月度月次情報
2025/03/10 12:39:後場に注目すべき3つのポイント〜売り一巡後はプラス圏に浮上
2025/03/10 12:37:サクシード---反発、25年3月期の配当予想を上方修正
2025/03/10 12:25:売り一巡後はプラス圏に浮上
2025/03/10 12:17:東京為替：ドル・円は下げ渋り、日本株は堅調
2025/03/10 12:15:日経平均は反発、売り一巡後はプラス圏に浮上
2025/03/10 12:14:兵機海運---堂島汽船からの2025年2月28日付書面に対する意見を表明
2025/03/10 11:57:注目銘柄ダイジェスト（前場）:日駐、アイル、BASEなど
2025/03/10 11:12:エターナルG---反発、業績下方修正もあく抜け感につながる
2025/03/10 11:06:マツオカコーポレーション---大幅反落、株式の売出実施発表で目先の需給悪化懸念
2025/03/10 10:59:アイル---大幅続落、上半期下振れ決算をマイナス視
2025/03/10 10:36:出来高変化率ランキング（10時台）〜大阪チタ、スターゼンなどがランクイン
2025/03/10 10:35:日駐---大幅反発、業績・配当予想上方修正と子会社の上場準備を発表
2025/03/10 10:34:スキー場開発---大幅続落、25年7月期業績予想及び配当予想を上方修正も
2025/03/10 10:22:内外トランス---ストップ高買い気配、IAパートナーズ系が4065円でTOB
|
