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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/07/11 09:28, 提供元: フィスコ 日経平均は240円高でスタート、TDKやブリヂストンなどが上昇[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;39886.54;+240.18TOPIX;2827.13;+14.79 [寄り付き概況] 11日の日経平均は240.18円高の39886.54円と反発して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は192.34ドル高の44650.64ドル、ナスダックは19.32ポイント高の20630.66で取引を終了した。ブラジルからの輸入品への50%関税発表などを受けトランプ関税策への懸念が存続したほか、週次失業保険申請件数の予想外の減少で早期利下げ期待が後退し、寄り付き後、まちまち。その後、ダウは航空会社デルタの好決算を好感した買いに上昇に転じた。ナスダックは長期金利の上昇を警戒し上値が抑制されたが、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のハト派発言を受け買いに転じ、連日で史上最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、このところの日経平均が39000円台半ばで下げ止まる動きとなっていることから、株価の下値は堅いとの見方があった。さらに、国内企業の3-5月期決算発表が増えていることから、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が株価の重しとなった。また、20日に投開票予定の参院選で政権与党の苦戦も一部で伝えられており、投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数先物オプション7月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で40004.61円だった。 |
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