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トップ > イベント投資とIPO投資
例年12月に急増するIPO。今月は26社のIPOが発表され、IPOの獲得やセカンダリーなど収益機会が増えています。 2019年12月のIPOでは+48%の運用益をあげたイベント投資家の柳橋氏に、その投資手法について伺いました。
イベント投資とIPO投資の魅力とは私の株式投資はイベント投資とIPO投資という投資手法を長年実践しています。今年もこの投資手法を中心に売買しましたが、収益をあげることができています。 イベント投資は「利益を得られる可能性が限りなく高いタイミング」を狙っていきます。このタイミングは、株主優待やTOPIX買いなど、株式市場で何らかのイベントがある時によく見られます。 IPO投資は一般的には、証券会社の抽選によってIPO株を手に入れて、上場日に初値で売却して利益をあげている方が多いと思いますが、私のIPO投資はIPO株の獲得数を増やす方法と、上場後に買い付けして利益をあげるセカンダリーという方法を行っています。 イベント投資とIPO投資を組み合わせることで長年利益をあげることができていますが、この投資手法は来年の株式投資でも十分な効果があると思います。今回はイベント投資とIPO投資についていくつか投資手法をご紹介いたします。
株主優待を利用して、毎月利益を狙う投資手法株式投資に興味のある人なら、誰でも「株主優待」というものを耳にしたことがあるでしょう。株主優待は「一定数以上の自社の株式を権利確定日に保有していた株主に対する優待制度」です。株主優待には、会社ごとに色んな優待品があり、それを目当てとした個人投資家に人気があります。 株主優待の内容は、クオカードや商品券などの金券だったり、地域の特産品だったり様々です。個人投資家に人気のある優待銘柄は、権利確定日よりも2〜3ヶ月前から注目され始めます。そして、株主優待目当てのための買いが断続的に入ります。結果、権利確定日に向けて値上がりしていく傾向があります。 人気化する株主優待の2つの特徴1「優待利回りが高い」株主優待には「優待利回り」という指標があります。この優待利回りとは、優待の取得に必要な株数を買い付けした金額に対して、株主優待の価値がどれくらいあるのかを表したものです。 (優待利回り=優待の価値÷株式の買い付けにかかった金額) 株主優待には様々な優待品がありますので、還元率の高さで選ぶとしたら、優待利回りの高い銘柄から選ばれる場合があります。 2「換金性が高い」株主優待には自社のサービスや商品などを提供するものですが、それ以外にクオカードや商品券などの金券を実施している企業があります。一般的には、企業のサービスに関するものや商品よりも換金性が高い商品が人気化します。
株主優待を実施している企業の中には配当(もう一つの株主還元策)を実施している場合がありますが、換金性の高い株主優待であれば、配当の他にすぐにキャッシュにできるので人気が高くなる傾向があります。 私は、株主優待の先回り買いの収益性をさらに高めるために、過去の優待銘柄の株価を検証して以下のようにルール化しています。
このようにルール化して毎月株主優待の投資を行っています。直近の例ですが2020年11月は5銘柄ある中から、きちりの売買を行いました。
来年も12か月分の銘柄をピックアップすることで同様の投資が行えます。
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