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勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語
この本は、バリュー投資家であるガイ・スピアによる自伝的著書です。ガイは、かのウォーレン・バフェットとランチをするために65万ドルを支払った人物としてアメリカでは名が知られているそうです。 この本の中では、具体的な投資手法はほとんど出てきませんが、投資と人生を充実させる上でとても示唆に富むことが書いてあります。 学生時代にはエリートであったガイは、就職先の選択に失敗して、のちにその会社をやめることになります。それからは、ヘッジファンドマネジャーとしてバリュー投資を行うことによって生計を立てていきます。この一連の過程においても、ガイは投資家として、また、人間として成長していく様子が見られるので、そのあたりは興味深く読むことができました。 この本によって学んだことといえば、一部の例をあげると、投資も人生も苦行僧のように取り組むのではなく、楽しみながら取り組むことが、非常に非常に大事であるということです。また、したくないことを自分に強いることをできるだけやめたほうがいいということもです。 また、投資やその他のモノやサービスにおいても、相手から売り込みにあったものは避けるということです。特殊詐欺などに代表されるように、相手に騙されないためには、最初から相手にしないことが一番大事だと思います。本当にみながほしがり価値があるものだったら、わざわざ売り込む必要はありません。 これらは、たくさん書いてある学びの中の一例にすぎませんが、このように、投資と人生を幸せにするために大事なことが書いてあるので、何度も折に触れて読み返すのことをお勧めしたいです。 bblue 40代 自営業兼投資家
この本の素晴らしかった点は、ガイ・スピア氏の失敗について詳細な自己分析と共に述べられている点である。 投資の本では、鮮やかな勝ちトレードが語られることが多いが、失敗について書かれたものは少ない。 著者がなぜ失敗したか?企業分析と心理的な面から掘り下げられて書かれている。 良いと思った投資が失敗したモデルケースとして、大いにプラスになると思います。 また、エリート教育の強みと弱みについても書かれてます。 この点においても類書は少ないので、投資に関心が無い人も一読の価値はあります。 また、バフェット氏やマンガー氏の凄さについて再認識させられました。 バリュー投資家のみならず、投資に関わる人全てに読んでもらいたい1冊です。 (のんびり投資家 会社員 投資歴:個別株6年)
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