トレーダーズショップ
トップかごを見るご注文状況このページのPC版


フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/08/22 09:53, 提供元: フィスコ

概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は0.1%高で続伸、銀行株上げ主導

*09:53JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は0.1%高で続伸、銀行株上げ主導
【ブラジル】ボベスパ指数 134510.84 -0.12%
21日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比155.61ポイント安(-0.12%)の134510.84で引けた。日中の取引レンジは133,874.43-134,836.72となった。

売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。年内の米利下げ期待の後退が足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。

【ロシア】MOEX指数 2883.50 -1.95%
21日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比57.28ポイント安(-1.95%)の2883.50となった。日中の取引レンジは2,879.36-2,940.78となった。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。年内の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、ウクライナ問題をめぐる米・ウクライナ首脳、プーチン大統領の「3者協議」の調整を控え、見極めるムードも強まった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。

【インド】SENSEX指数 82000.71 +0.17%
21日のインド株式市場は6日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比142.87ポイント高(+0.17%)の82000.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.20ポイント高(+0.13%)の25083.75で取引を終えた。

買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。銀行セクターの上昇が指数をサポート。また、物品・サービス税(GST)の引き下げなど景気対策への期待感が引き続き好感された。

【中国】上海総合指数 3771.10 +0.13%
21日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比4.89ポイント高(+0.13%)の3771.10ポイントと続伸した。約10年ぶりの高値水準を連日で切り上げている。

中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。20日に公表された最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り3カ月連続で据え置かれたが、市場からは政策金利や預金準備率を引き下げる可能性が依然として残ると指摘された。一部では、第4四半期(10-12月)の引き下げが予想されている。個人マネーの流入もプラス。足もとでは銀行預金が縮小し、信託や証券などに資金が移動していると伝えられている。また、中国30年債利回りが年初来最高(債券価格は下落)で推移する中、投資家が債券を売って株式を購入しているとの見方も広がっている。ただ、このところの上昇で売り圧力も意識され、指数はマイナス圏に沈む場面もみられた。


《AK》

記事一覧

  • 2025/08/26 22:22: 【市場反応】米7月耐久財受注速報値は改善、米6月FHFA住宅価格指数は伸び鈍化、ドル売り後退
  • 2025/08/26 19:57:欧州為替:ドル・円は上値が重い、ドル買いは限定的
  • 2025/08/26 19:42:欧州為替:ドル・円は底堅い、ユーロ・ドルは伸び悩み
  • 2025/08/26 18:58:タイミー---京都府商工会議所連合会と中小企業支援・人手不足解消で包括連携協定
  • 2025/08/26 18:22:欧州為替:ドル・円は失速、ややドル売り
  • 2025/08/26 18:15:日経平均テクニカル: 3日ぶり反落、パラボリック陰転
  • 2025/08/26 18:00:26日の香港市場概況: ハンセン1.2%安で3日ぶり反落、ポップマートは連日で最高値
  • 2025/08/26 17:57:アドバンスクリエイト---2025年7月度の業績概要
  • 2025/08/26 17:56:クリアル---クラウドファンディングでのファンド組成に係る販売用不動産の取得
  • 2025/08/26 17:26:日経平均は反落、米株反落とFRB人事受け軟調推移
  • 2025/08/26 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、信認低下のドル売りも下値で買戻し
  • 2025/08/26 17:13:東京為替:ドル・円は切り返し、夕方は148円に接近
  • 2025/08/26 17:07:26日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安で5日ぶり反落、政策期待で下値は限定
  • 2025/08/26 17:06:ソフトバンク Research Memo(7):今期年間配当金8.6円と前期と同額を維持、次期中計で今後の配当方針に期待
  • 2025/08/26 17:05:ソフトバンク Research Memo(6):「Beyond Carrier」を成長戦略として掲げる
  • 2025/08/26 17:04:ソフトバンク Research Memo(5):前期は中期経営計画を1年前倒しで達成、2026年3月期1Qも順調
  • 2025/08/26 17:03:ソフトバンク Research Memo(4):日本トップクラスのICTサービスを提供、飛躍的な成長を目指す
  • 2025/08/26 17:02:ソフトバンク Research Memo(3):通信業界が転換点を迎える中、トレンドは非通信領域へ
  • 2025/08/26 17:01:ソフトバンク Research Memo(2):通信領域を軸に非通信領域へ多様な事業を展開
  • 2025/08/26 17:00:ソフトバンク Research Memo(1):前期は大幅な増収増益、売上高・営業利益は中期経営計画を1年前倒し達成