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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/06/19 12:02, 提供元: フィスコ

クイック Research Memo(2):人材・情報サービスを通じ「関わった人全てをハッピーに」する企業

*12:02JST クイック Research Memo(2):人材・情報サービスを通じ「関わった人全てをハッピーに」する企業
■会社概要

1. 会社概要
クイック<4318>は「関わった人全てをハッピーに」を経営理念に掲げる。「ヒト」と「情報」に特化したサービスを通じて顧客の要望に応え社会に貢献することを事業理念とする。子会社も含めたグループ従業員数は、2026年4月1日現在で2,133名である。なお、経営体制の強化とさらなる企業価値向上実現のため、株主総会及び取締役会の承認を前提に、2026年6月23日付で現 代表取締役社長の川口一郎(かわぐちいちろう)氏が代表取締役会長兼グループCEOに、現常務取締役執行役員の中井義貴(なかいよしき)氏が代表取締役社長へと異動する人事が公表されている。

2. 沿革
同社は1980年9月、(株)リクルート(現 リクルートホールディングス<6098>)の関西における代理店第1号として大阪市淀川区に、取締役会長兼グループCEO(2026年6月23日に取締役名誉会長に就任予定)の和納勉(わのうつとむ)氏を含む4人のメンバーにより、(株)クイックプランニングとして設立された。創業日の9月19日(設立登記日は9月30日)は、社名クイックの由来であり、和納氏の恩師であり同社創業時の支援者で当時リクルート専務取締役であった池田友之(いけだともゆき)氏の誕生日でもある。

創業当初、同社はリクルートの求人情報誌「B-ing(ビーイング)」等の広告代理業を主軸に事業を展開、好調なスタートを切った。この初期の成長過程で、単なる売上追求ではなく「関わった人全てをハッピーに」という同社の経営理念が確立されている。しかし、1990年代に入りバブルが崩壊した際、売上高の約95%を占めるリクルートの商材に依存していた同社は深刻な影響を受け、事業の多角化へ大きく舵を切った。1997年から有料職業紹介事業の許可を取得し人材紹介事業をスタートし、同じ年に教育・研修事業も開始している。加えて、1999年には米国ニューヨークにて現地日系企業を対象とした人材紹介・人材派遣サービスを開始、さらに2000年にはHRプラットフォーム事業の原点となる子会社を設立し、2003年にはM&Aにより情報出版事業(現 地域情報サービス事業)にも進出した。なお、2001年には日本証券業協会に株式の店頭登録を果たしている。

2008年のリーマンショックの際、同社は「不況に強い体質を作るには、専門職分野への経営資源の投資が必要」と判断し、専門職領域への「選択と集中」を戦略として打ち出した。最初に立ち上げたのはMR(医薬情報担当者)領域であり、これを皮切りに2009年には現在同社の主力となっている看護師紹介事業を本格的に立ち上げた。その後も建設、自動車、IT等といった新たな専門職・特定領域を加え事業成長をけん引しつつ、複数のM&A案件なども通じて、各セグメントの事業を着実に拡大してきている。また、2015年にメキシコ、2017年に英国、2020年にタイ、2023年にオランダ、2025年にドイツに海外拠点を展開、グローバルネットワークの拡大も進めている。

なお、同社は2014年に東証市場第一部銘柄に指定され、2022年に東証の市場区分の見直しに伴いプライム市場へと移行、現在に至っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 西村 健)


《MY》

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