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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/06/17 09:44,
提供元: フィスコ
株式会社CAPITA×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)
*09:44JST 株式会社CAPITA×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)
CAPITA<7462>
●DAIBOUCHOU
ただ、不安なのが、やはり金利が上昇傾向にあり、長期金利も3%〜4%と高くなっている状況です。そうした環境下で、調達コストを抑えつつ、それを上回る収益性のある会社を買収するというのは非常に難しいと思うのですが、その辺りはどのようにお考えでしょうか。
■CAPITA 宮田様
そうですね。例えば、前回買収したバイオサイトキャピタル様に関しましても、いわゆる簿価純資産での買収という形をとっております。
そのため、仮に買収した企業の利益が(想定通りに)出なかったとしても、金庫株の活用などによって買収資金の返済や財務の健全性が十分に維持できるような設計にしています。
このように、私どもが全体のリスクバランスをしっかりと管理し、「運用と調達のミスマッチ」を確実に防ぐ体制を整えておりますので、その辺りはご安心いただければと思います。
●DAIBOUCHOU
あとは、買収した企業をうまく取り込んでシナジー効果を実現する、いわゆる「PMI(買収後の統合プロセス)」と呼ばれる体制づくりについては、どのようになっているのでしょうか。
■CAPITA 宮田様
はい、ご指摘の通り、M&Aは一般的にその7割が失敗に終わると言われておりますが、その主因は統合プロセスにおいて生じる組織間の摩擦や軋轢であると私も感じております。
そのため、当社の方針としては、買収後も経営陣にはそのまま残っていただき、社名も一切変更いたしません。現場の業務執行は、それぞれの会社に完全に委ねております。
親会社としての役割は「ガバナンス」「リスク管理」「財務」の3点に特化し、現場のオペレーションには口を出しすぎない。これこそが、PMIにおける軋轢を最小化する当社のやり方でございます。
実際に、バイオサイトキャピタルの統合におきましてもこの方針を実践しており、買収後も業績は非常に安定的に推移しております。
将来的には、純粋持株会社制(ホールディングス体制)への移行を見据えており、この仕組みをグループ全体へさらに展開していく予定でございます。
●DAIBOUCHOU
つまり、業績不振の企業を買収して再生・立て直しを図るというよりは、業績自体はきわめて順調であるものの、後継者不足などの問題を抱えている優良企業をM&Aし、その既存の経営体制を活かしたままグループとして保有し続ける、というイメージでしょうか。
■CAPITA 宮田様
おっしゃる通りでございます。基本的には、やはりしっかりと利益の上がっている優良企業を買収させていただく方針です。
どちらかと言いますと、オーナー経営者様の相続税対策や事業承継を必要とされている方々に向けて、私どもの方からアプローチをさせていただいている、というのが現在の状況でございます。
●DAIBOUCHOU
そうなると、そうした優良企業のご紹介は、主に銀行などの金融機関からいただく、というイメージでしょうか。
■CAPITA 宮田様
おっしゃる通りです。前回買収したバイオサイトキャピタルも、私が以前籍を置いておりました池田泉州銀行様のお取引先でございました。
現在は東京に拠点を置いて活動しておりますので、東京の有力な地方銀行の皆様に対しても、「私どもが親会社となって(事業承継問題を解決する)このような仕組みがございますので、ご希望の企業様がいらっしゃればぜひご紹介いただきたい」とお話しをさせていただいております。
おかげさまで、現在、様々な金融機関の皆様から非常に多くのご提案やご相談をいただいている状況でございます。
●DAIBOUCHOU
なるほど、よく分かりました。ありがとうございます。
あと、3,000株の保有で年間10万ポイントが得られる株主優待を、昨年6月に新設されました。配当も含めた優待利回りが5%以上と非常に高い水準ですが、今年7月1日の株式分割によって、実質的な利回りがさらに2倍になる見込みです。この株主優待の狙いについて教えていただけますでしょうか。
■CAPITA 宮田様
現在、当社の株主様は大体700人ほどなのですが、それゆえに株式の流動性がかなり低いという点が、当社の重要課題の1つであると認識しております。
そこで、社内の目標として、来年(2027年)3月末までに株主数を最低でも1,500名まで、つまり現在の倍以上に増やすという計画を掲げております。
そのための具体策といたしまして、まずは、これまで配当性向40%を目安としていたところを、減配をしない「累進配当」へと変更し、新たに導入させていただきました。
それから、先ほどご指摘いただいた通り、今年の7月1日付で株式を1対2に分割させていただきます。これにつきまして、通常であれば分割に伴って優待基準も引き上げられるところですが、当社の株主優待制度はそのまま据え置きといたします。
ですから、現在1,500株を持っていただいている方は、7月1日以降に自動的に3,000株となります。今までは3,000株保有の方に各5万ポイントを差し上げておりましたが、この基準をそのまま据え置くことで、実質的に株主優待の充実・拡充を図らせていただきました。
今回の株式分割により、本当に新入社員の方でもパッと買えるような金額まで単元株の購入金額が下がりますので、非常に買いやすい状況になるかと存じます。
さらに、こちらは当然NISAの成長投資枠でも買っていただける分でございますので、私どもとしては株主の皆様に長期で応援していただきたいという想いもあり、累進配当という形をとらせていただきました。
その上で、皆様が楽しみにされている株主優待もより充実させていただきます。
例えば、直近の株価である622円を基準に考えますと、現在1,500株を持っていただいている方は、7月1日以降に3,000株になります。そこから1年間保有を継続していただきますと、今年の予想配当である20円をもとに計算して3万円の配当金が入ってきます。それにプラスして、1回あたり5万ポイントの株主優待を年2回もらえることになりますので、個人投資家の皆様にとっては、かなり魅力的な株式になるのではないかと考えております。
●DAIBOUCHOU
東証スタンダード市場の上場維持基準を確実にクリアすると言いますか、それを安定的に維持するためにも、株主数を増やして株価を維持・向上させていくことが重要である、という側面もあるのでしょうか。
■CAPITA 宮田様
おっしゃる通りです。
株式会社CAPITA×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)に続く
《MY》
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