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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/06/11 11:31,
提供元: フィスコ
フェイスネットワーク バリュエーションレポート:レーティング_Buy 目標株価1,629円で131.7%の上値余地
*11:31JST フェイスネットワーク バリュエーションレポート:レーティング_Buy 目標株価1,629円で131.7%の上値余地
フェイスネットワーク<3489>
【高級マンション開発、土地仕入から設計・施工・販売・管理までをワンストップ対応】2029年3月期までの営業利益CAGR(2026年3月期実績と比較)を+12.4%と予想、今後1年程度の目標株価を1,629円とした。
■業績概況/中期経営計画の進捗状況
高齢化の進行に伴い、資産承継対策を目的とした不動産取得需要は底堅く推移する見込み。また、同社が物件開発するエリアにおける不動産賃貸需要も堅調であり、賃料水準も緩やかな上昇が見込まれ、市場環境は追い風。
■直近決算
・概要
2026年3月期の実績は、売上高32,916百万円(前期比10.0%増)、営業利益5,632百万円(同24.6%増)だった。物件大型化や事業展開の拡充を着実に進めた結果、増収増益を達成。高付加価値化伴う物件平均単価の上昇により、売上高総利益率は前期比2.6ポイント上昇、営業利益率は同2.0ポイント上昇した。
・当社アナリストのコメント
2ケタの増収に対し、利益がそれを大きく上回って伸長した背景には、デザインや居住性の向上を通じた入居者の体験価値の訴求が寄与した。物件価値の最大化を軸とした戦略が収益性の改善に直結した形である。また、不動産マネジメント事業によるストック収益も着実に積み上がり、収益構造の安定化が進んだ。
■中期経営計画
・概要
2027年3月期を初年度とする3ヶ年の新中期経営計画を発表した。最終年度の2029年3月期に売上高500億円、営業利益85億円の達成を目指す。物件価値の最大化により売上高総利益率25%以上を維持しながら、開発棟数の拡大及び物件の大型化を推進する。エリア戦略では従来の城南3区を中心に、港区など東京中心エリアでも展開を加速する。
・当社アナリストのコメント
顧客ターゲットを従来の富裕層から超富裕層及び一般事業法人へと拡張し、物件大型化により単価を引き上げる戦略。売上高CAGR15.0%は過去3年の同21.5%に比べ控えめである。また、利益率は現状並みを前提としており、利益計画に過度な前提は置かれていない。開発棟数増加計画については、現状の施工体制で対応可能であり、用地確保が計画通りに進めば、中計目標の達成は十分視野に入る。
■投資のポイント
・強み/競争力の源泉
土地の仕入れから設計・施工・販売・賃貸募集・物件管理までを自社内で完結させる「ワンストップサービス」が強み。市場ニーズが堅調推移する中、画一的な開発ではなく、デザインや機能性など物件価値の最大化を通じて、高単価でも選ばれる商品力は定評。
・株価のアップサイド要因/変化の兆し
超富裕層シフトにより利益率の上振れ余地もある。売上の中計達成が視野に入れば、利益の引き上げにつながり、目標株価は1,629円を上回ることになろう。ROE30%達成に向けて、40〜50億円の戦略投資や自己株取得が必要な点もアップサイド要因である。
・株主還元
「累進配当」を導入し、6期連続で増配実施。配当性向は35%、配当利回りは6%を超える高水準。利益成長と連動した安定的な配当成長が期待できる点は、投資家にとって魅力的である。
(執筆:フィスコアナリスト 渡邉 俊輔)
《MY》
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