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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/03/26 12:31, 提供元: フィスコ

GMOコマース Research Memo(1):2025年12月期は過去最高。営業利益10億円を超えさらなる成長目指す

*12:31JST GMOコマース Research Memo(1):2025年12月期は過去最高。営業利益10億円を超えさらなる成長目指す
■要約

GMOコマース<410A>は、GMOインターネットグループ<9449>傘下の店舗(O2O※・実店舗)に特化したデジタルマーケティング企業である。実店舗向けのマーケティング支援及びCX(顧客体験)向上支援を中心事業とし、単なるツールの提供にとどまらない、最新テクノロジー(AI・システム)と人的サポートを組み合わせた伴走型の支援を特徴とする。最大の強みは、SNSやLINEを活用した販促の黎明期から10年以上にわたって構築してきた小売・飲食などを中心とする1.7万店以上の顧客基盤と、蓄積してきた保有データ及びナレッジである。2025年9月、成長のための資金調達や優秀な人材確保などを目的に東京証券取引所グロース市場に上場した。

※ Online to Offlineの略で、オンラインとオフラインを連携させて購買活動を促進させるためのマーケティング施策。

1. 2025年12月期の業績概要
2025年12月期の業績は、売上高で前期比24.0%増の2,459百万円、営業利益で同50.2%増の523百万円、経常利益で同44.8%増の508百万円、当期純利益で同57.1%増の342百万円となり、売上高・利益ともに会社計画(売上高2,422百万円、営業利益507百万円、経常利益507百万円、当期純利益342百万円)を上回ったことに加えて、過去最高を更新した。主力サービス「GMOマーケティングDX」の機能強化や新サービス「GMOマーケティングコネクト」の提供開始によりストック型の固定収益が堅調に推移したことや、配信数などの利用実績が伸長し従量課金型の収益が拡大したことが業績好調の要因である。主要KPIである顧客店舗数は17,011店(前期末比1,641店増)、顧客単価は12,205円(前期比1,981円増)で、それぞれ過去最高となった。なお、利益面では3期連続となる大幅増益を確保しており、構造改革後の持続的な成長フェーズへの移行が鮮明である。

2. 2026年12月期の業績見通し
2026年12月期通期の連結業績は、売上高で前期比20.2%増の2,956百万円、営業利益で同22.3%増の640百万円、経常利益で同26.2%増の641百万円、当期純利益で同23.6%増の423百万円を予想しており、売上高・利益ともに過去最高を更新、4期連続の大幅増益の見通しとなっている。新規採用による営業体制の拡充やグループ企業及び販売代理店との連携強化の効果顕在化に加えて、「GMOマーケティングコネクト」の普及浸透により、顧客基盤の拡大と顧客単価の向上が見込まれている。なお、期末配当については、配当性向65%を維持し、前期比7.94円増の48.24円を予定している。

3. 成長戦略
同社は、売上高成長率20%、営業利益成長率25%を成長のベースラインとし、2028年12月期に営業利益10億円を「通過点」として捉え、さらなる継続拡大を目指す中期ビジョンを掲げている。この目標を最低限のコミットメントとし、グループ内連携やM&Aの推進などのアップサイド施策を通じて利益の上積みを狙うというものである。具体的な戦略としては、顧客店舗数の拡大と顧客単価の向上によりARR(年間経常収益)の最大化、新規事業開発やM&Aへの成長投資の加速により、非連続な成長を目指す。

■Key Points
・2025年12月期の業績は顧客数増加・顧客単価向上で前期比20%超の増収増益を確保し、過去最高益を更新
・2026年12月期も新規採用とグループや販売代理店との連携強化により前期比20%超の増収増益を見込む
・2026年12月期は配当性向65%を維持し、配当金は48.24円を予定
・2028年12月期に営業利益10億円を通過点とし、さらなる継続成長へ

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)


《HN》

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