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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/10/25 10:00,
提供元: フィスコ
個人投資家・有限亭玉介:造船関連は世界規模の国策銘柄_再び物色される可能性の高い注目株【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:造船関連は世界規模の国策銘柄_再び物色される可能性の高い注目株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年10月19日10時に執筆
かつて日本の造船業は世界をリードしておりました。その造船業が改めて米トランプ氏と高市氏のコンビによって復活の機運が高まっております。コストや為替の問題で中韓にシェアを譲っても、日本の技術力は世界一…なんて思っているのはわたしだけではありましょうか。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
トランプ大統領が日本へ造船分野への協力を仰ぎ、日米の造船業復活の期待から関連銘柄が物色されてきました。日本のような島国において造船の技術は、貿易においても国防という意味でも重要ですな。
戦後から急速に発展した日本の造船業は、かつて世界を圧倒するシェアを誇っておりました。そこから中国と韓国にシェアでは抜かれ、現在では3位という位置づけのようです。日米協力を契機に日本がどこまでシェアを伸ばすか気になるなかで、10月14日に韓国造船大手ハンファオーシャンの米国子会社5社が中国との取引を禁じる制裁を科されたとの報道が出ました。
トランプ大統領が改めて中国への追加関税措置を発表したように、今後も造船を含むあらゆる分野へ中国企業の締め出しが加速していくようにも思えます。既に米国内では中国製の港湾クレーンやドローンへの懸念が高まっており、日米の足並みを揃えるのなら日本企業も近いうちに中国企業との関係見直しを求められる可能性があるでしょう。
岸田・石破政権の親中外交から一転して、日米の協力関係が鮮明となりそうです。まだ日本の政治はドタバタが続きそうですが、海外投資家の期待感が膨らんでいる事は間違いありませんよ。さて、今回はそんな世界的なトレンドである造船関連をチェックです。
船用エンジンを手掛ける三井E&S<7003>は、米国向け港湾クレーン事業も好調な様子。今年3月に当記事でご紹介してから、チャートは見事な上昇トレンドとなりました。トランプ大統領による中国企業の締め出しによって、同社は漁夫の利を得られるか監視を続けて参ります。
船舶用ディーゼル機関専業のジャパンエンジンコーポレーション<6016>も25日線を上回ってトレンドを形成しておりますな。アンモニアを燃料とする純国産エンジンの商用機が世界に先駆けて完成したとの発表も材料視されました。株価に値ごろ感は無いものの、押し目を狙って監視です。
船主業が主力の明海グループ<9115>は1Q時点で営業利益の進捗率が既に71.6%に達しており、割安感も目立っておりますな。船舶の配電制御システムを手掛ける寺崎電気産業<6637>もPBRが1倍割れです。政府投資によって業績が急拡大する可能性があるのか、注視しております。
船舶用エンジン中堅の赤阪鐵工所<6022>は、流動性が低めの小型株ながらこの造船ブームで物色され始めたようです。旧日立造船で知られるカナデビア<7004>の造船部門は既に撤退しましたが、エンジンなど船舶に関連する機器で思惑がある模様。
10月10日の上方修正が好感された内海造船<7018>は、そこから一気に下値を切り上げて年初来高値を更新しました。株価の割に時価総額は低めでも、PERはまだ割安水準です。11月6日の決算発表もしっかり注視して参ります。
最後は紙製品輸送が主体の栗林商船<9171>です。同社も9月22日の上方修正を機に株価が急動意しました。株価上昇後もPER・PBRは割安で、まだ上振れる可能性があるか…。11月7日の決算発表を待ちたいです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《HM》
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