トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/12/25 15:10,
提供元: フィスコ
クオールHD Research Memo(10):安定した利益還元を基本方針とし、株主優待制度も導入
*15:10JST クオールHD Research Memo(10):安定した利益還元を基本方針とし、株主優待制度も導入
■株主還元とSDGsの取り組み
1. 株主還元策
クオールホールディングス<3034>の株主還元については、将来の事業展開や経営基盤強化のための内部留保の確保を考慮しつつ、株主への安定した利益還元を継続していくことを基本方針としており、配当額について公約配当性向などの基準は特に設けていないが減配は行わず累進配当を継続する意向だ。こうした基本方針を踏まえて、2025年3月期の1株当たり配当金については、前期比4.0円増配の34.0円(配当性向25.4%)を予定している。また、機動的な資本政策の遂行を図るため、自己株式の取得についても必要であれば適宜検討していく。
そのほか株主優待制度も導入している。100株単元株主の例で見ると、毎年3月末の株主を対象に1年未満の保有なら3,000円相当、1年以上の保有なら5,000円相当のカタログギフトを贈呈している。11月29日の終値(1,467円)で、配当金と株主優待を合わせた単元当たり投資利回りを計算すると、1年未満保有で4.4%、1年以上保有で5.7%となる。
2. SDGsの取り組み
SDGsの取り組みに関して同社は、グループのサステナビリティに関する活動強化を図るため、取締役会の諮問機関としてサステナビリティ委員会を2022年5月に設置し、サステナビリティの動向調査や、サステナビリティに係る経営戦略の立案、重要課題(マテリアリティ)の特定と見直し、進捗状況のモニタリングや達成状況の評価などを定期的に実施している。
2022年12月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への賛同を表明したほか、サステナビリティに対する同社の考え方、取り組み状況や目標などについてまとめた「バリューレポート2023」(2024年1月発行)を作成し、同社ホームページから閲覧できるようにしている。また、2030年・2050年達成目標を策定すべく、幹部・中堅・若手で構成される部門横断型のチームを作り、多様な価値観・発想で、現状認識や将来あるべき姿について討議を進めている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
記事一覧
2024/12/26 15:04:フォーシーズHD---子会社による事業譲受
2024/12/26 14:58:フォーシーズHD---ジェリービーンズグループとの業務提携
2024/12/26 14:56:日経平均は415円高、米経済指標などに関心
2024/12/26 14:52:日経平均は415円高、米経済指標などに関心
2024/12/26 14:49:三越伊勢丹---大幅続伸、中国人観光客向けピザ発給緩和措置実施が伝わり
2024/12/26 14:48:ホンダ---大幅続伸、自動車株高や国内証券の格上げなど背景に
2024/12/26 14:47:東映---続落、大型タイトルへの期待低下として国内証券が格下げ
2024/12/26 14:47:住友林---小幅続伸、米国戸建事業に期待として国内証券が格上げ
2024/12/26 14:42:出来高変化率ランキング(14時台)〜サイバーS、積水化などがランクイン
2024/12/26 14:28:サスメド---反発、国立精神・神経医療研究センターで臨床試験システムSUSMED SDSの運用開始
2024/12/26 14:27:コナミG---75日線を支持線としたリバウンド
2024/12/26 14:14:出来高変化率ランキング(13時台)〜パイロット、不二家などがランクイン
2024/12/26 14:07:日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が緩和
2024/12/26 14:06:タクマ Research Memo(6):政策保有株縮減と2025年3月期中間配当増配で株主還元強化
2024/12/26 14:05:タクマ Research Memo(5):売上減少も営業利益9.5%増、収益性の改善が注目される見通し
2024/12/26 14:04:東京為替:ドル・円は伸び悩み、上値の重さを意識
2024/12/26 14:04:タクマ Research Memo(4):2025年3月期第2四半期は、売上堅調・利益大幅増加で収益性が大きく改善
2024/12/26 14:03:タクマ Research Memo(3):4つの事業セグメント、ビジネスモデル
2024/12/26 14:02:タクマ Research Memo(2):環境・エネルギー分野で循環型社会を支えるプラントエンジニアリング事業
2024/12/26 14:01:タクマ Research Memo(1):売上堅調で利益大幅増加、収益性向上と成長を目指す中長期戦略