トレーダーズショップ
トップかごを見るご注文状況このページのPC版


フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/01/17 14:06, 提供元: フィスコ

新興市場見通し:出遅れ感強く押し目買い意欲は強い

*14:06JST 新興市場見通し:出遅れ感強く押し目買い意欲は強い


■個人投資家主体の資金が中小型株へ向かう形に

今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均は+3.84%、グロース市場指数は+3.42%、グロース市場250指数は+3.77%。衆院の解散観測報道を受け、日経平均株価は14日に5万4487円まで急伸した。その後は利益確定の売りが優勢となったが、個人投資家主体のアクティブな資金は中小型株に向かう形になった。時価総額が大きい銘柄で構成されているグロース市場コア指数は、週間ベースで+3.70%だった。

時価総額上位銘柄では、アストロスケールホールディングス<186A>の週間上昇率が20%を超えた。高市首相が掲げる政策の実現期待から、宇宙関連として買われた。また、日本とイタリア両政府が宇宙開発の技術協力を進めるため協議の枠組みを新設すると報じられたことも材料視された。サンバイオ<4592>は同14%超、GENDA<9166>は同12%超の上昇だった。一方、MTG<7806>の下落率は7%を超えた。

その他、VALUENEX<4422>が週間で74%超の上昇。1月7日に1株を3株とする株式分割を発表し、ストップ高を交えての上昇が続いた。アミタホールディングス<2195>は同56%超の上昇。希少金属の再資源化を行っており、レアアース関連への物色が波及したようだ。PostPrime<198A>はサイブリッジとの資本業務提携を好感して同52%超の上昇。一方で、Delta-Fly Pharma<4598>の下落率は43%を超えた。

今週IPOはなかったが、直近IPO銘柄では全般不安定な値動きが目立つ中で、昨年12月19日に上場したパワーエックス<485A>がリバウンドをみせてきた。アキュメンによる同社株の保有比率が12.28%となり、新たに5%を超えたことが好感された。

■政策に関連する銘柄への物色意欲が強くなりそう

来週の新興市場は、19日に高市首相が衆院の解散について国民に説明することから、改めて高市政権の積極財政が実現しやすくなるとの期待から政策に関連する銘柄への物色意欲が強くなりそうだ。グロース250指数は2週連続で3%を超える上昇となり、昨年10月下旬以来の水準を回復したが、昨年8月高値からは8%超下回っているため出遅れ感は強いだろう。利益確定の売りも入りやすいだろうが、政策期待が高まる中、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。強い上昇が目立つレアアース関連についてはバブル感を指摘する声も聞かれるが、安全保障の観点からブルーイノベーション<5597>などドローン関連の一角は引き続き注目されそうだ。

また、日本とイタリア両政府が宇宙開発の技術協力を進めるため協議の枠組み「宇宙協議」を新設する。先週の上昇率が20%超えたアストロスケールホールディングスのほか、Synspective<290A>、アクセルスペースホールディングス<402A>、QPSホールディングス<464A>、ispace<9348>、INCLUSIVE Holdings<7078>といった宇宙ビジネスに関連した銘柄への物色意欲は強そうだ。そのほか、来週は19日にGRCS<9250>、21日に令和アカウンティング・ホールディングス<296A>の決算発表が予定されている。

来週IPOは予定されていない。1月はIPOの空白期間であり、2026年最初のIPOは、2月13日に東証スタンダード市場への上場を予定しているTOブックス<500A>となる。



《FA》

記事一覧

  • 2026/01/21 07:02:NY株式:NYダウは870.74ドル安、金利高や欧州関係悪化を警戒
  • 2026/01/21 06:30:今日の注目スケジュール:英消費者物価指数、南ア消費者物価指数、米中古住宅販売成約指数など
  • 2026/01/21 05:00:1月20日のNY為替概況
  • 2026/01/21 04:33:[通貨オプション]OP買い、リスク警戒感が高まる
  • 2026/01/21 03:22:NY外為:ドル続落、米資産市場トリプル安
  • 2026/01/21 02:26:BTC下落、リスクオフ、ストラテジーは購入【フィスコ・暗号資産速報】
  • 2026/01/21 02:24:NY外為:BTC下落、リスクオフ、ストラテジーは購入
  • 2026/01/21 01:19:【市場反応】米1月フィラデルフィア連銀非製造業活動/米・ADP4週平均雇用、ドル軟調
  • 2026/01/21 01:13:NY外為:円安値圏、米国債相場も下落、日本国債売りに連動
  • 2026/01/20 20:15:欧州為替:ドル・円は小動き、ドルの戻り一服
  • 2026/01/20 19:22:欧州為替:ドル・円は下げ一服、ドル売りはいったん収束
  • 2026/01/20 19:17:ミガロホールディングス---DXYZの顔認証「FreeiD」をギンビス東京本社に導入
  • 2026/01/20 18:27:20日の香港市場概況:ハンセン指数は4日続落、地政学的リスクなどを警戒
  • 2026/01/20 18:24:株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(13)
  • 2026/01/20 18:18:20日の中国本土市場概況:上海総合は小反落、当局の市場規制強化が重し
  • 2026/01/20 18:15:日経平均テクニカル: 4日続落、下向きの5日線下方で推移
  • 2026/01/20 18:05:欧州為替:ドル・円は軟調、米国売りで
  • 2026/01/20 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米国売りも円売りが下支え
  • 2026/01/20 17:18:東京為替:ドル・円は切り返し、クロス円に連れ高
  • 2026/01/20 16:49:東証グロ−ス指数は大幅に4日ぶり反落、過熱感も意識され上昇一服