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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/09/24 08:41,
提供元: フィスコ
前場に注目すべき3つのポイント〜米株安が重荷も押し目買い意欲は強い〜
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント〜米株安が重荷も押し目買い意欲は強い〜
24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■米株安が重荷も押し目買い意欲は強い
■アクセル、上方修正 営業利益 13.9億円←10.0億円
■前場の注目材料:DMG森精機、超音波加工機の生産能力3割増、独工場を拡張
■米株安が重荷も押し目買い意欲は強い
24日の日本株市場は、こう着感が強まる可能性はありそうだが、押し目買い意欲の強さが意識されそうである。23日の米国市場はNYダウが88ドル安、ナスダックは215ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長が講演で、労働市場とインフレリスクに言及したことで、利益確定の売りが優勢となった。また、パウエル議長は「株価は相当高い」などの発言も伝わったことが、高値警戒感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の45305円、円相場は1ドル=147円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになろう。日経平均株価は22日に史上最高値を更新したこともあり、米国市場の下落の影響から利食いが入りやすいだろう。ただし、時間外取引でマイクロン・テクノロジーが決算評価から買われていることで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株に対する押し目買い意欲は強そうである。日経平均株価が45500円辺りでの底堅さが意識されてくるようだと、上へのバイアスが強まる可能性はありそうだ。
また、自民党総裁選挙が告示されたことで、10月4日に向けて各候補の財政政策姿勢や成長戦略に対する期待が高まると考えられ、政策に絡んだ銘柄への物色が意識されそうである。また、先週の日銀の金融政策決定会合を受けて利上げ観測が高まり、メガバンクへの物色がみられているほか、バフェット氏が率いるファンドよる三井物産<8031>の保有比率が10%を超えたことで商社株への物色もみられている。AI関連への一極集中から物色対象が徐々に広がりをみせてくるようだと、先高期待が高まりやすいだろう。
日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σ(45570円)に上値を抑えられる局面では強弱感が対立する可能性はありそうだが、同バンドを明確に上抜けてくるようだと高値更新が意識されそうだ。こう着感が強まる局面においては、政策期待を背景とした関連銘柄を探る動きのほか、相対的に出遅れている中小型株での出遅れ修正の動きに向かわせそうである。
■アクセル、上方修正 営業利益 13.9億円←10.0億円
アクセル<6730>は2026年3月期業績予想の修正を発表。売上高は120.0億円から137.7億円、営業利益を10.0億円から13.9億円に上方修正した。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売が約45万個の見通し(当初40万個の販売計画)になったことに加え、メモリモジュール等の製品も当初計画を上回る販売見通しとなった。グラフィックスLSI及びメモリモジュールにおいて製品ミックスの改善が見込まれ、高付加価値製品が当初計画を上回る販売見通しとなった。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(45493.66、+447.85)
・米原油先物相場は上昇(63.41、+1.13)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・DMG森精機<6141>超音波加工機の生産能力3割増、独工場を拡張
・ENEOSHD<5020>AI推進部署発足、27年度300億円コスト改善
・サンデン<6444>印で電動圧縮機量産、5極体制に拡充
・三井化学<4183>次世代半導体後工程材料の事業化を加速
・持田製薬<4534>伊藤忠とアンドファーマを持ち分法適用会社に、後発薬の安定供給体制強化
・トヨタ自<7203>バイオ燃料の挑戦、「ソルガム」遺伝子組み換え
・川崎重<7012>カワサキモータース、ブルガリア社と実証へ、無人航空機にエンジン
・バンドー化学<5195>軽量物用搬送ベルト来月発売、回転時の擦過音低減
・三井E&S<7003>米国子会社のパセコと、米社から大型岸壁用コンテナクレーン2基受注
・NTT<9432>ドコモ、低コストで5G局、年度内に都市部2.2倍超
・日本ゼオン<4205>高機能樹脂で成長、光学フィルム堅調
・住友金属鉱山<5713>粒径100ナノメートルの酸化銅粉、パワー半導体向け
・日本農薬<4997>BASF製農薬を独占供給、果樹分野向け
・ミヨシ油脂<4404>クラシエと、愛知・岩倉に新工場、シャンプーなど増産
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・8月消費者物価指数(予想:前年比+2.9%、7月:+2.8%)
《ST》
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