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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/03/27 08:30, 提供元: フィスコ

米半導体株安が日経平均型の重荷に

*08:30JST 米半導体株安が日経平均型の重荷に
 27日の日本株市場は売り先行で始まり、その後も押し目買いを入れにくい相場展開になりそうだ。26日の米国市場はNYダウが469ドル安、ナスダックは521ポイント安だった。イランは米国が提示した和平案を拒否し、5項目の条件を米側に逆提案したと報じられた。停戦合意に向けた協議が難航するとの不安が強まるなかで原油先物価格が上昇しており、リスク回避に向かわせた。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比1075円安の52145円。円相場は1ドル=159円60銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売り先行して始まることになりそうだ。日経225先物(6月限)はナイトセッションで75日線を割り込み、一時52070円まで売られる場面もみられており、インデックスに絡んだ売りが入りやすいだろう。また、米国ではマイクロンテクノロジーなど半導体株の下げが目立っており、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが見込まれ、日経平均株価の重荷になりそうだ。

 昨日の日経平均株価は75日線(53427円)での攻防が続くなかで、終値では辛うじて同線を上回って終えていた。しかし、先物市場では同線を明確に割り込んできたなかで、日経平均株価についても75日線割れから下へのバイアスが強まる可能性はありそうだ。同時にボリンジャーバンドの-1σ(53198円)を下抜けてくることも考えられるため、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところだろう。

 トランプ米大統領はイランのエネルギー施設への攻撃を4月6日まで延期すると発表したことで、週を跨ぐポジションは比較的に取りやすくなったと考えられる。3月期末による配当・優待権利付き最終日になることで、高配当や優待取りを狙った買いは入りやすいとみられる。ただ、日中は不安定な値動きが続くなか、これらの物色も引け間際に集中することになりそうだ。優待狙いのヘッジ対応の動きから信用の新規売りも積み上がることも考えられ、全体としての底堅さは期待しにくい。


《AK》

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